ナショナルズ・シャーザーが投打に活躍して今季初勝利

【ナショナルズ12-9メッツ】@シティ・フィールド

開幕から2試合連続で好投しながらも勝ち星に恵まれていなかったマックス・シャーザー(ナショナルズ)が、今季3先発目にしてようやく今季初勝利をマークした。シャーザーは2回表一死満塁の先制機で打席に立ち、一挙5得点のビッグイニングの口火を切る先制タイムリー。本業のピッチングでは、疲れが見えた7回裏につかまったものの、6回までメッツ打線を1得点に抑える好投を見せた。ナショナルズは試合終盤に失点を重ねたが、12対9でメッツに勝利。メッツは先発のザック・ウィーラーが5回途中7失点と誤算だった。

ナショナルズは2回表にシャーザー、ビクトル・ロブレス、アダム・イートンの3連続タイムリーとハウィー・ケンドリックの犠牲フライで一挙5点を先制。5回表は押し出し四球と暴投、6回表は押し出し四球とカート・スズキのタイムリーでそれぞれ2点を追加し、7回表にはアンソニー・レンドンの4号3ランでリードを11点に広げた。その後、7回裏にシャーザーがブランドン・ニモにタイムリー二塁打を浴びて降板し、2番手のマット・グレイスがジェフ・マクニールにタイムリー、ピート・アロンゾに3号3ランを浴びて6点差。9回裏には5番手のジョー・ロスがマイケル・コンフォートに2号3ランを浴びて3点差に迫られたものの、最後はクローザーのショーン・ドゥーリトルを投入してなんとか逃げ切った。

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