レッズ対パイレーツで大乱闘 パイレーツ4連勝

【レッズ5-7パイレーツ】@PNCパーク

レッズ対パイレーツの一戦で、両軍ベンチ総出の大乱闘となる一幕があった。2回表に2号逆転2ランを放ったレッズのデレク・ディートリックが打球の方向をゆっくりと見つめる行為をしたことに対し、クリス・アーチャー&フランシスコ・セルベリのパイレーツ・バッテリーは不服な様子。4回表のディートリックの打席で、アーチャーの投球がディートリックの背中を通過し、レッズのデービッド・ベル監督が故意の危険投球だと抗議したことをきっかけに、乱闘となった。この騒ぎにより、ベルのほか、レッズから3人、パイレーツから1人が退場処分に。試合は7対5でパイレーツが勝利し、レッズ4連戦をスイープした。

初回にアダム・フレイジャーの先頭打者アーチで先制を許したレッズは、2回表にディートリックが2号逆転2ラン。直後の2回裏にエリック・ゴンザレスのタイムリー二塁打で同点とされるも、3回表にスコット・シェブラーが1号勝ち越しソロを放ち、試合序盤は主導権を握った。しかし、乱闘騒ぎがあった直後の4回裏にパイレーツはジョシュ・ベルの2号ソロとジェイソン・マーティンのタイムリーで逆転し、5回裏にはベルのタイムリー二塁打とメルキー・カブレラの2点タイムリーでさらに3点を追加。レッズは8回表にディートリックがこの試合2本目となる3号2ランを放って意地を見せたものの、パイレーツは3投手の継投で逃げ切った。

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