アルトゥーベがサヨナラ押し出し アストロズ乱戦制す

【アスレチックス8-9xアストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズがアスレチックスのクローザー、ブレイク・トライネンの乱調にも助けられて劇的なサヨナラ勝ちを収めた。2点を追う8回裏、アストロズはアスレチックスのセットアッパー、ルー・トリビーノからトニー・ケンプが1号ソロを放って1点差。さらに一死二塁とチャンスを迎え、アスレチックスはトライネンを投入したが、ホゼ・アルトゥーベがヒットで一死一・三塁とチャンスを広げ、アレックス・ブレグマンの犠牲フライで同点とした。さらに9回裏には1安打と2四球で二死満塁のチャンスを作り、アルトゥーベが四球を選んでサヨナラ勝ち。アスレチックスはトライネンが与四球4と制球を乱し、リードを守り抜くことができなかった。

マイク・ファイアーズ(アスレチックス)とブラッド・ピーコック(アストロズ)の両先発で始まった一戦は、序盤から点の取り合いとなり、ファイアーズは2回途中6失点でノックアウト。ピーコックは5イニングを投げ切ったものの、5点を失った。アスレチックスは2点ビハインドの4回表にロビー・グロスマンのタイムリーで1点差とし、6回表にはジョシュ・フェグリーの1号2ランで逆転。さらに8回表にはチャド・ピンダーの2号ソロでリードを2点に広げたものの、トリビーノからトライネンへつなぐ必勝リレーが機能せず、グラウンドにはサヨナラ勝ちを喜ぶアストロズ・ナインによる歓喜の輪が広がった。

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