ゴーン氏ツイッター画像、哲学堂公園で撮影

井上円了創立の公園

©TOYO Press

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン氏のツイッターのアイコン画像などが東京都中野区の「哲学堂公園」で撮られたことがわかった。哲学堂公園は東洋大学の創設者、井上円了が建設した「四聖堂」を中心とする中野区立の公園で、東京都の名勝に指定されている。

3月31日にTwitterアカウントを開設

カルロス・ゴーン氏(同氏のツイッターから)

 東京地検特捜部がゴーン氏を会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕する前日の4月3日、ゴーン氏は新たに開設した自身のツイッターアカウントで「11日に会見を開く」とする内容を投稿した。一部でプロフィールやヘッダーの画像の背景から「哲学堂公園では」との声が上がり、産経新聞など大手メディアも哲学堂で公園で撮影された、といった記事を出稿していた。

「うちで間違いない」

 哲学堂公園の管理事務所職員は7日、TOYO Press編集部の取材に応じ、ツイッターの画像を「うちで間違いない」と認めた。また、「当日来ていたことは知らなかった。」とコメントし、「三学亭から四聖堂の方を眺めている」とした。

哲学堂公園とは

 哲学堂公園は、1904(明治37)年、東洋大学創立者の井上円了によって創立され、「四聖堂」、「哲理門」、「六賢台」、「三学亭」、「宇宙館」等が建設された。1944年に東京都に寄贈されてからは、文化的修養公園として公開。1975年に中野区立公園となった(公園ガイドブックより)。

三学亭から眺めた四聖堂(4月7日、東京都中野区の区立哲学堂公園)

 四聖堂は哲学堂で最初に建造された、哲学堂公園で中心となる建物だ。本尊は哲学的理想を表しており、東洋哲学の孔子、インド哲学の釈迦、西洋の古代哲学のソクラテス、近世哲学のカントを奉祀している。

 三学亭は、小高い丘に3方から階段が伸びており、神道の平田篤胤、儒教の林羅山、仏教の尺凝然の三人を祀っているという。

桜まつりの開催中

 ゴーン氏が哲学堂公園を訪れたのは3月31日とする報道がある。TOYO Pressでは日付を確認することができなかったが、仮に31日に訪れていたとすれば、当日は「哲学堂桜まつり」の開催日と重なる。満開の桜に囲まれた哲学堂公園で、ゴーン氏は何を考えたのだろうか。

満開の桜の下で花見(4月7日、東京都中野区の区立哲学堂公園)

◆訂正

当初、文中の見出しに
「4月31日にTwitterアカウントを開設」とありましたが、
「3月31日にTwitterアカウントを開設」の誤記でした。誤記部分を修正し、差し替えます。(4月14日)

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