知事選で3選を果たした黒岩祐治氏(64)は8日、報道各社のインタビューなどに応じた。選挙で掲げた「笑いあふれる100歳コミュニティー」など政策の実現に意欲を示した。
-あらためて3期目の当選を決めた思いを。
「前回の219万票を上回りたいと思っていたが、225万票で目標を達成できた。やってきたことの方向性は間違ってないだろうから、気を引き締めてやれ、というメッセージと受け止めている」
-選挙権が18歳に引き下げられた影響はあったか。
「選挙初めてやります、写真撮ってくださいという人もずいぶんいた。最初の選挙は思い出深いものになる。明るい感じの選挙の展開を心掛けた」
-総合計画や人事、2019年度予算について。
「政策集に掲げた施策は、原則として全て総合計画に盛り込みたい。定期の人事異動は6月1日実施をめどに。それに合わせ、選挙で掲げた政策にスピード感をもって取り組む組織体制をつくりたい。肉付け予算の編成は6月補正予算での提案も視野に入れたい」