「Play of the Week」にアストロズ・コレアの好守が選出

日本時間4月9日、メジャーリーグ機構は今季第2週の「Play of the Week」にカルロス・コレア(アストロズ)の好プレイを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。2代目受賞者となったコレアは、日本時間4月3日のレンジャーズ戦で、ノマー・マザーラの同点タイムリーを阻止する見事なプレイを見せた。

日本時間4月3日のレンジャーズ戦、1回表に1点を先制したアストロズはその裏、エースのジャスティン・バーランダーが二死三塁の場面で、マザーラにセンター前へ抜けようかというヒット性の当たりを打たれた。しかし、予め二塁ベース寄りに守っていたコレアが素早く反応し、全身を伸ばしたダイビングでこれをキャッチ。その後、すぐに立ち上がって一塁へ送球し、マザーラをアウトにした。コレアの好プレイによってバーランダーは同点のピンチを脱出。ただし、試合はアストロズが4対6で敗れている。

昨季は故障によって110試合のみの出場に終わったコレアだが、今季はコンディションも良く、攻守両面で力強いプレイを見せている。打撃面では、今季第2週を終えた時点で長打率.481をマーク。コレアがオールスター級のパフォーマンスを取り戻し、攻守両面でチームを牽引できるようであれば、メジャー有数の強豪であるアストロズはさらに戦力アップし、他球団にとって大きな脅威となるはずだ。

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