マリナーズ大勝 エンカーナシオンが1イニング2発

【マリナーズ13-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

マリナーズの勢いが止まらない。5回表に4対4の同点に追い付いたマリナーズは、6回表に打者12人を送り込む猛攻で大量8点を勝ち越し、最終的に13対5で大勝した。8得点のビッグイニングとなった6回表に、エドウィン・エンカーナシオンは1イニング2本塁打を記録。マリナーズはこの試合でエンカーナシオンの2本を含む5本塁打を放ち、2000年にカージナルスが記録した31本塁打を上回って開幕12試合で32本塁打のメジャー新記録を樹立した。マリナーズ3番手のロエニス・エリアスが3回無失点の好リリーフで今季初勝利をマーク。今季2度目の先発登板となったロイヤルズのホーマー・ベイリーは、3本塁打を浴びるなど6回途中7失点で今季初黒星を喫した。

エンカーナシオンは左中間への3号ソロでビッグイニングの口火を切り、レフトスタンドへ4号3ランを叩き込んで8得点のビッグイニングを締めくくった。1イニング2本塁打は、メジャーリーグでは2016年4月15日(現地時間)のマーク・トランボ(オリオールズ)以来3年ぶりであり、マリナーズでは2002年5月2日(現地時間)にマイク・キャメロンとブレット・ブーンが記録して以来17年ぶり。また、エンカーナシオンはブルージェイズ時代の2013年7月26日(現地時間)にも1イニング2本塁打を記録しており、1イニング2本塁打を複数回記録したのは、アレックス・ロドリゲス、ジェフ・キング、アンドレ・ドーソン、ウィリー・マッコビーに次いで史上5人目の快挙となった。なお、マリナーズ先発のフェリックス・ヘルナンデスはコンディション不良により、1イニングを投げただけで降板している。

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