GT要素をプラスした漆黒の『DS 7 CROSSBACK パフォーマンスライン』が登場

 PSAの独自ブランドとして“フレンチラグジュアリー”の世界観を標榜するDSオートモビルが、そのフラッグシップSUVとなる『DS 7 CROSSBACK(DS7クロスバック)』にグランドツアラーの要素を強調した”PERFORMANCE Line”を設定し、4月5日より発売を開始している。

 フランス大統領公用車や在京大使館でも使用されているDSオートモビルの旗艦モデルは、フランスならではのラグジュアリーカーのありようを提示すると同時に、アクティブスキャンサスペンション、先進運転支援機能DSコネクテッドパイロットなど、最先端のシステムによって現代のグランドツーリングカーとしての素養を備えたモデルとなっている。

 その『DS7 CROSSBACK』の持ち味をより強調すべく今回設定されたのは、エクステリアおよびインテリアトリムを中心としたDSならではのスタイルでラグジュアリーとスポーティーを融合したトリムラインとなり、ブラックのグリルやホイール、ダッシュボードやシートにアルカンタラをあしらうなど、特別な仕立てが施されている。

 異なる質感のブラックで魅せるシックにして精悍なスタイルと謳われるエクステリアは、あえて装飾性を廃しストイックにブラックを基調としたスタイルを採用。本来クロームで彩られたDSウィングおよびリアガーニッシュはマットブラック仕上げとなり、フロントグリルはグロスブラック、専用の19インチアロイホイールはグロスブラックと切削加工による輝きがコントラストを描き、センターキャップのカルマン(カーマインレッド)がアクセントに。

ボディカラーは写真のグリ プラチナムとルージュ アルティメットの2色を用意
Sウィングおよびリアガーニッシュはマットブラック仕上げとなり、エクスクルーシブバッチやPERFORMANCE Lineエンブレムが掲げられる

 ボンネットやテールゲートにはエクスクルーシブバッチ、フロントドアやダッシュボードにはPERFORMANCE Lineエンブレムが掲げられたほか、パノラミックサンルーフを装備することで、ダッシュボード/センターコンソール/ドアトリムに緻密に張り巡らされたアルカンタラのテクスチャーを照らす空間演出も施される。

 そのインテリアも黒で統一しつつ、さまざまな素材やテクスチャーを用いることで豊かな表情を生み出しており、DSならではのオリジナリティ溢れるダイヤモンドパターンのアルカンタラ/テップレザーシートやカルマン&ゴールドの専用ステッチ、スポーティーなパーフォレーテッド加工のDシェイプステアリングホイールやフロントステップガードやアルミペダルといったディテールの数々は、長距離を快適に高速で移動できる贅沢な自動車=グランドツーリングカーにふさわしい空間が演出された。

 この『DS7 CROSSBACK PERFORMANCE Line』のパワートレインは、225PS/300Nmを発生する1.6リッターの直列4気筒直噴ターボとなり、8速のEAT8との組み合わせで価格は549万円となっている。

インテリアも黒で統一しつつ、さまざまな素材やテクスチャーを用いることで豊かな表情を演出
225PS/300Nmを発生する1.6リッターの直列4気筒直噴ターボに8速のEAT8を組み合わせる

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