山野草フォトグラフ 山路の彩り ウラジロナナカマド紅葉 立山大日岳

富山湾雨晴海岸から望む立山連峰は雄大な山容である。その立山黒部アルペンルート、弥陀ヶ原から天狗平の北側に並行に連なる大きな山が大日連山である。大日岳、中大日岳、奥大日岳と続き称名滝の辺りから登る事が出来る。又、室堂雷鳥沢から大日岳の逆コースもお薦めである。室堂の人の多さとは対照的に人が少なく弥陀ヶ原を下に見、険しい岩峰の剱岳を目の当たりに見る事が出来る。特に紅葉の頃はお薦めの尾根歩きである。

ウラジロナナカマド(大日平)

上記の写真は十月三日大日岳直下の大日平から撮った真っ赤に染まるナナカマドと大日岳の一枚である。さて、今年もそろそろ紅葉が始まり山歩きの楽しい季節と成ってきた。(大日小屋の営業は、十月八日迄要注意)

雨晴海岸よりの立山連峰

西山 邦雄 (にしやま くにお) アマチュアカメラマン 山岳写真の会 白い峰会員 日本高山植物保護協会 会員 15歳の頃より登山を始め、30歳を過ぎてから山岳風景や様々な高山植物を撮影するようになる。環境の変化などで自生が危惧される高山植物の保護活動にも加わる。

取材:2017年9月

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