初のOL役・吉高由里子が「頑張り過ぎないニューヒロイン」をアピール

TBS系で4月16日スタートの連続ドラマ「わたし、定時で帰ります。」(火曜午後10:00)の試写会が行われ、主演の吉高由里子、共演の向井理、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが出席した。“絶対に残業しない主義”を貫くOL・東山結衣を演じる吉高は「頑張り過ぎないニューヒロインを演じます。今までも仕事をしている女性の役はあったのですが、会社の中で働く役は初めてです」とOL役に初挑戦したことを訴えた。

ドラマは朱野帰子氏の同名小説を原作に、仕事中毒の父親を見て育ち、自身も新卒で入社した会社でボロボロになった経験がある主人公の独身OL・結衣が、ウェブ制作会社に転職して以降は“絶対に残業しない主義”を貫くストーリー。吉高が同系ドラマに出演するのは「ラブシャッフル」(2009年)以来10年ぶりで、主演は今作が初めてとなる。

試写後の舞台あいさつでは、吉高が「登場人物の誰かしらに感情移入や共感できるはず。このドラマを見て、ちょっと気持ちが明るくなったり、また明日も頑張ろうと思えるはずです」と見どころをアピール。また、ユースケが「試写を見ていたら、皆さんの爆笑、たまに起こるすすり泣き、そしてスタンディングオベーション。このドラマは勝ったなと思いました」、「ブラック上司役なのですが、6話までにこの中の何人かが私に殺害されますから」など、うそ八百の発言を連発し会場を盛り上げた。

一方、仕事のモットーを聞かれたユースケが「年下の子を呼び捨てにしないこと。自分としては先輩から呼び捨てにされるとうれしいんだけどね。心を開いてもらっている感じがして。でも俺はできないんだよね」と真面目に語ると、向井が進行を務めたTBSの古谷有美アナウンサーに対し、「僕のモットーは遅刻しないことですかね。古谷さんがいるから言っているわけじゃないですよ」と古谷アナの“ラジオ番組寝坊事件”をいじる一幕もあった。

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