今季のチェルシーで最も競争が激しいポジションとなっていたのが、左のインサイドハーフだ。このポジションはレアル・マドリードからレンタルでやってきたマテオ・コバチッチと、8番を背負うロス・バークリーが1番手を争い、そこに23歳のルーベン・ロフタス・チークが続く格好だった。
ロフタス・チークは3番手と見られていたわけだが、その序列が変わりつつあるのかもしれない。チェルシーは8日にウェストハムを2-0で撃破したが、このゲームで先発したロフタス・チークをサポーターは絶賛しているのだ。主役は驚異的なドリブルゴールを含む2得点を決めたエデン・アザールだが、ロフタス・チークも高い評価を受けている。
英『Football London』によると、サポーターからはロフタス・チークこそフランク・ランパードの後継者といった意見が出ているようだ。ランパードはチェルシーのレジェンドで、背負っていた8番の背番号は今バークリーのものになっている。しかしロフタス・チークがその座を奪ってしまうかもしれない。
「ロフタス・チークはチームに欠かせぬ存在となっている」
「ロフタス・チークはNEXTランパードだ」
「ロフタス・チークとハドソン・オドイは毎週先発すべきだ」
ロフタス・チークもチェルシーのユース出身者で、若い頃より実力を高く評価されてきた。これまではレンタル移籍を繰り返してきたが、ついにNEXTランパードとしてポジションを掴む時か。