無痛分娩死、院長を不起訴

遺族が検審申し立てへ、大阪

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 大阪府和泉市の産婦人科医院「老木レディスクリニック」で2017年、麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩」で出産した長村千恵さん=当時(31)=が死亡した事故で、業務上過失致死容疑で書類送検された男性院長(61)について大阪地検は9日、嫌疑不十分で不起訴処分にした。「起訴するに足る事実が認定できなかった」としている。

 無痛分娩を巡り医師が捜査されたケースは異例で、遺族は起訴を求めて検察審査会に審査を申し立てる方針。

 長村さんの父安東雄志さん(69)は大阪市内で記者会見を開き「これ以上、命が奪われることがないよう訴えていきたい」と話した。