seeeeecun、ボカロデビュー5周年の6/9にワンマンライブ開催決定、告知動画到着! 動画投稿デビュー5周年の記念日に東京高円寺でワンマンライブ!

「ローファイ・タイムズ」「雲散霧消」をはじめ、投稿曲が次々ヒットする人気ボカロP、seeeeecun。最近ではボカロ曲投稿にとどまらず、セルフ・ヴォーカル曲投稿や、ライブも積極的に行いシンガー・ソングライターとしての活躍も目覚ましい中、動画投稿デビューから5周年の記念日となる2019年6月9日に、東京・高円寺HIGHにて初ワンマン・ライブを開催することが決定。記念日のワンマンライブということで、新旧人気曲が目白押しの特別なライブになること間違いなし。

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seeeeecunコメント

2014年6月9日、僕はニコニコ動画に初めてのオリジナル楽曲「4℃」を投稿した。
僕の音楽遍歴は、中学からギターを始めたことから始まった。歌詞だけルーズリーフに大量に書いて適当なメロディにして口ずさみ、ちょっとした作詞作曲体験みたいなことをした。
自分は中高時代から割といじられやすいタイプだし、厳しい教育の学校だったので、時に不満がたまることが多くてそのたび歌詞を書きなぐっていたのを覚えている。
その後、ちょっとした期待と自信を胸に大学に入り、弁護士を志して勉強した。その間にバンドも組んでめちゃくちゃ音楽を楽しんだ。結果的に法科大学院の試験は全落ち。両親を悲しませてしまったし、もうワガママは言えないな、なんて思ってしまった。弁護士は諦めて就職に切り替え、音楽もやめた。自分の考えとか本音とかも全部どこかにしまった。
そんな時、たまたま実家に帰省して久しぶりに会った従兄弟が、どうやらVOCALOIDを使ってオリジナル曲を投稿してるらしいとの話を聞いた。ボカロを聴き始めて久しい自分はテンションが上がって従兄弟の家に押しかけ、曲の作り方やボカロの調声の仕方を聞いた。
次第に「自分も自分の曲が欲しいな」という漠然とした想いが強くなって活動を始めることになる。
この5年間、作品を通じて「え、自分こんなこと思ってたの?」と思うことがたくさんあった。創作で出来上がる人間関係に対する不満、信仰によって身を滅ぼしてしまう人、好き放題言いまくるメディア、自分では曲を作らない人、人が死んでも何も言わない企業、カラスみたいに取り囲んでいじめる人。色んな事に対する不満があることに今まで全然気付いていなかったし、それを気付かせてくれたのがこの活動だった。
どこかにしまっておいたはずの掃きだめみたいな想いを、どんなにありったけ詰め込んで醜くなっても「共感する」「すごく良い」って言ってくれたのは皆さんでした。
だから、5年という節目の2019年6月9日に、高円寺で思いのたけを歌わせていただきたいです。

絶対に観に来てください。

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