横浜の生糸倉庫復元、ライブハウスに 2020年春開業へ

ビルボードライブ横浜の客席ホール(イメージ図)

 横浜市中区の北仲通北地区に2020年春、ライブハウス「ビルボードライブ横浜」が開業する。市認定歴史的建造物「旧横浜生糸検査所付属生糸絹物専用B号倉庫、C号倉庫」の建物を復元し、商業・文化施設として入居する。

 東京、大阪に続き3店舗目。店舗面積は約千平方メートルで座席数は300席。食事をしながらバンドの生演奏に合わせた歌手の公演が間近で楽しめる。1日2公演、年間15万人の動員を見込む。

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区と関内地区の間に位置する北仲通北地区周辺はホテル、マンションや商業施設などが複合的に開発されている。ライブハウスを運営する阪神電気鉄道子会社の阪神コンテンツリンク(大阪市)の担当者は「関内やMM21地区だけでなく、東京からも気軽に訪れることができるはず。横浜の夜をライブで活気づけたい」と話している。

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