ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリ 芸術文化の巨星一堂に

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世界に誇る芸術文化を紹介する「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」=県美術館

 「奇蹟の芸術都市バルセロナ展~ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリ-美の巨星たちを育んだカタルーニャの煌(きら)めき」(県美術館など主催、長崎新聞社共催)が10日、長崎市出島町の県美術館企画展示室で開幕。19世紀中ごろから20世紀前半、スペインのカタルーニャ自治州の州都バルセロナで生み出された芸術文化を、作品や資料でたどる。9日、式典や内覧会があり、絵画を中心に彫刻、家具、宝飾品、図面など約150点が公開された。
 バルセロナは、古代からの豊かな歴史と19世紀の産業革命による経済・文化面の先進性とを併せ持つ都市。1888年に万国博覧会が開催されたことで国際都市としての地位を固めた。
 同展では、59年の都市計画の誕生からスペイン内戦(1936~39年)に至るまでの約80年間の芸術文化を、6章に分けて紹介。画家ルマー・リベラが裕福な生活の一場面を描いた油彩画「夜会のあとで」や、建築家アントニ・ガウディがデザインした家具「カザ・バッリョーの組椅子」のほか、ダリ、ピカソ、ミロら芸術界のスターたちの作品を多数展示している。
 式典では関係者がテープカットした後、内覧。所蔵品約50点を今回展示しているカタルーニャ美術館のぺぺ・セラ館長は「作品を通してバルセロナがどのように近代化してきたかを知ってほしい」と述べた。
 観覧料は一般1200円、大学生・70歳以上千円、高校生以下無料。同展は6月9日まで。4月22日、5月13、27日休館。

式典でテープカットをする関係者=県美術館