阪神梅野がサイクル安打達成! Gビヤヌエバ2発、広島2戦連続大敗…9日セ・リーグは?

阪神・梅野隆太郎【写真:荒川祐史】

阪神梅野は史上69人目、74度目のサイクル安打達成

 セ・リーグは9日、各地で3試合が行われた。

 阪神はDeNAに12-8で逆転勝ち。最大5点差をひっくり返し、今季の甲子園初陣を飾った。3-8で迎えた7回に糸井と福留の適時打などで3点を返すと、8回には先頭の梅野の1号ソロで1点差。さらに、同2死満塁から福留の右中間への飛球を右翼・ソトが落球。3点タイムリー失策となった。梅野は同一、二塁からも適時二塁打を放ち、史上69人目、74度目のサイクル安打を達成した。DeNAはドラフト1位の上茶谷が6回8安打3失点。プロ初勝利の権利を持って降板したが、大逆転負けでお預けとなった。昨オフに巨人から戦力外通告を受けて加入した中井大介は7回2死から移籍後1号ソロを放ったものの、空砲となった。連勝は2でストップ。

 巨人はナゴヤドームで中日に3-1で競り勝ち、連敗を2で止めた。1点を追う2回1死、新外国人ビヤヌエバの左越えへの来日1号ソロで同点に追いつくと、3回無死一、三塁では丸の中前適時打で勝ち越し。9回1死ではビヤヌエバが左翼ポール際への2号ソロでダメ押した。投げては山口が7回6安打1失点と好投し、2勝目を挙げた。中日は大野が6回11奪三振5安打2失点(自責1)と力投したものの、打線は1点差の8回1死一、三塁の好機を生かせなかった。

 ヤクルトはマツダスタジアムで広島に10-1で大勝した。初回に雄平の左犠飛、西浦と村上の連続適時打で3点先制すると、2回には山田、バレンティンが連続適時打。3回1死からは村上が2号ソロを放った。原は8回5安打1失点で今季初勝利を挙げた。広島は先発のジョンソンが3回9安打6失点KO。今季初黒星を喫した。打線は5回の菊池の左前適時打で1点を返すのがやっとで、最下位脱出を逃した。(Full-Count編集部)

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