ファーストテントにおすすめ!モンベルのステラリッジでテント泊を楽しもう 今年こそは大好きな山でテント泊体験をしてみたい!それなら断然おすすめなのが、モンベルのステラリッジ。使いやすく軽量、今や、山のキャンプ場では必ず見かけるほど定評があります。しかも、2019年春、全モデルリニューアル。ますます機能性がアップしました。本記事では、シリーズの中からソロ用途を中心、おすすめポイントや製品仕様をご紹介。

ファーストテントにおすすめ!モンベルの「ステラリッジ」

満天の星の下、山の中でのテント泊。登山する方なら一度は憧れるシチュエーションです。初めてのテント泊、どんな山岳用テントがいいのかとお悩みなら、ぜひ、おすすめしたいのがモンベルのステラリッジ。2019年春、シリーズが一新され、ますます、使いやすくなりました!

ステラリッジのここがすごい!初心者におすすめのポイントまとめ

人気のモンベルのステラリッジ。どんなポイントが初心者におすすめなのでしょうか?詳しく解説します。

①わずか1.14キロの軽量さ!体力に自信がなくても持ち運びやすい

シュラフ、マット、食器…何かと荷物が増えてしまうテント泊、ちょっとでも軽いものを選ぶのがポイント。新開発の軽量高耐久性の生地を使ったステラリッジ1型(本体、レイン、ポール)の重量はなんと1.14kg!牛乳パック1本分ぐらいの重さです。体力に自信が無い方でも安心ですね。

②初心者でも大丈夫!吊り下げ式で設営が簡単

重い荷物を担いでやっとたどり着いたキャンプ場。ここまででも疲れているのに、設営が手間だと、もうクタクタですよね~。その点、ステラリッジは設営の手間が少ない吊り下げ式。特に強風時の設営に威力を発揮します。2019年版から、従来のスリーブ式から吊り下げ式に変更されました。

③ダブルウォールで結露しにくい

左…シングルウォールテント(モンベル マイティドーム1型)
右…ダブルウォールテント(モンベル ステラリッジ1型)
山岳テントには、1枚生地のシングルウォールテント、インナーとフライの2枚生地のダブルウォールテントの2種類があります。

  • シングルウォールテント,ダブルウォールテント
  • メリット,軽量、設営簡単。 行動性重視。,結露が発生しにくい。前室が便利。 快適性重視
  • デメリット,結露が発生しやすい。 構造上、前室がない。,軽量、コンパクト性に欠ける。
  • 主な用途,テクニカルなクライミングや 高所登山など。,スピードを重視しない縦走登山や、 テント泊自体を目的とした登山など。

ステラリッジはダブルウォールテントですが、軽量性・設営性を向上し、行動性と快適性のバランスを取った設計になっています。

④フライシートを変えれば、4シーズン対応可能!

3シーズン(春、夏、秋、積雪が無い冬)はレインフライで、積雪した厳冬期はスノーフライに変えればオールシーズンテント泊が楽しめます。

⑤他のダブルウォール、1人用テントに比べてリーズナブル!

他メーカーの1人用ダブルウォール山岳テントと比べて価格はどうなんでしょうか?代表的な国産メーカーで比較してみました。

  • メーカー,モンベル,アライテント,ダンロップ,ヘリテイジ
  • 品名,ステラリッジ1型 +レインフライ,エアライズ1 (フライ含む),VS-10 (フライ含む),ソロ アルティメイト (フライ含む)
  • 重量,1.14kg,1.36kg,1.55kg,1.37kg
  • 税抜価格,38,500円,39,000円,36,000円,55,500円

※重量は、すべてインナーテント+ポール+フライシートの合計。
※税抜価格は、2019年4月現在のメーカー希望小売価格です。
最低価格はダンロップですが、重量も合わせてみるとステラリッジの優位性が目立ちます。

人数や居住性に合わせて選べるラインナップの多さも嬉しい!

ステラリッジには、1人用の1型から3~4人用の4型まで、4種類ラインナップされています。今回はその中から、ソロ用途向きの1型、2型をご紹介。

ステラリッジ1型

軽量コンパクト重視なら1型がおすすめです。設置面積が小さいので、混んでいるキャンプ場や、平地スペースが少ない場所でも重宝します。ただ、背の高い方はバックパックなどをテント内に入れてしまうとちょっと狭く感じるかもしれません。
■製品仕様

  • 【素材】,本体:10デニール高強力ポリエステル[通気撥水加工] フロア:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ [耐水圧1,500mmウレタン・コーティング] ポール:7001超ージュラルミン[アルマイト加工] (ポール径)φ8.5mm
  • 【本体重量】,1.14kg(1.34kg) ※本体重量はポール、レインフライ(別売)を含む重量です。 ( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。
  • 【カラー】,ホワイト(WT)
  • 【構成】,テント本体1、本体ポール1組、φ3mm反射材入り張り綱4本、 16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本

[モンベル ステラリッジ1テント本体
](https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122648)

ステラリッジ2型

1型ではちょっと狭いかな、という方は2型をおすすめします。バックパックなどの荷物があっても余裕があり、テント内でゆっくりすることもできますよ。重量も1型とは0.1kgしか変わりません。もちろん2人使用も可能。普段はソロ、たまに(いつかは?)パートナーとテント泊なんて方にはおすすめです。
■製品仕様

  • 【素材】,本体:10デニール高強力ポリエステル[通気撥水加工] フロア:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ [耐水圧1,500mmウレタン・コーティング] ポール:7001超ージュラルミン[アルマイト加工] (ポール径)φ8.5mm
  • 【本体重量】,1.23kg(1.43kg) ※本体重量はポール、レインフライ(別売)を含む重量です。 ( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。
  • 【カラー】,ホワイト(WT)
  • 【構成】,テント本体1、本体ポール1組、φ3mm反射材入り張り綱4本、 16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本

モンベル ステラリッジ2テント本体

注意!レインフライは別売りなので、テントの型に合ったものを選ぼう

ステラリッジのようなダブルウォールテントにはフライシートは必須。他メーカーの山岳テントはフライシートがセットで販売されているものが多いですが、ステラリッジはフライシート別売りなので別途購入する必要があります。積雪時に利用を予定する方は、スノーフライ(2019年冬発売予定)を購入しましょう。
なお、2018年以前のフライシートは、2019年版のステラリッジには取付不可なので注意してください(逆も不可)。

■製品仕様(ステラリッジ テント1 レインフライ)

  • 【素材】,レインフライ:20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ [耐水圧1,000mmウレタン・コーティング]
  • 【本体重量】,350g(360g) ※( )内はスタッフバッグを含む重量です。
  • 【カラー】,オフホワイト(OF)、ピーコック(PE)、 サンライトイエロー(SUYL)、タイム(THYM)

モンベル ステラリッジ1レインフライ

モンベルステラリッジで快適テント泊!

2019年から一新されたモンベルのステラリッジテント。従来からの剛性は保ちながら、軽量性、設営性をアップしています。特に吊り下げ式に変更になったのは、おおむね好評のようです。はじめてのテントは何にしようか迷っている方は、ぜひ、ステラリッジ。おすすめです。

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