究極の点火系パーツ プラズマダイレクトで劣化したイグニッションコイルをリフレッシュ!【Vol.2】

点火性能を増大させる究極の点火系パーツ プラズマダイレクト

オカダプロジェクツ

点火エネルギーを増大させるシステムを独自の技術でイグニッションコイルと一体化。配線や接点で発生するロスや抵抗が一切無いため、最強の点火チューニングを行なうことが可能となるオカダプロジェクツのプラズマダイレクトだが、目に見えない部分の話だけになかなか実感として理解しにくい部分と思っている人も多いのではないだろうか?

チューニング以前のお話となってしまうが、実は点火系のパーツもれっきとした消耗品なのである。

最近の車両では多くのカバーの下に覆われてしまっており、なかなか目視することができない部分だけに気にしない人も多いかもしれないが、イグニッションコイルには25000~35000V程度の高電圧が常に流れ、さらにエンジンルーム内の熱にも晒されるという過酷な環境に置かれている部品なのである。

ただ、先ほども述べたように目に触れない場所に装着されている部品のため、トラブルが発生して初めて劣化に気付くというパターンが多く、トラブル発生=即エンジン不調につながってしまう隠れた重要部品なのだ。

イグニッションコイルは徐々に劣化する消耗品 交換することで明らかな違いを実感できる

オカダプロジェクツ
オカダプロジェクツ

オカダプロジェクツの岡田代表によると、イグニッションコイルは突然死するイメージが強いが実は徐々に消耗する部品であり、新品時から7万キロ程度走行するとかなり消耗が進んでいると言えるそうだ。

と言ってもジワジワと消耗していくため、日常的に使っているとなかなかその消耗具合に気づきにくいそう。

しかし、その状態で新品のコイルに交換すると明らかに調子がよくなったことが実感できるほどだというから、おろそかにできない部分というワケなのである。

ではイグニッションコイルが劣化するとどんな症状が出るのかというと、現在ガソリンエンジンとして広く普及している4ストロークエンジンの「吸入→圧縮→燃焼→排気」のサイクルの中の「燃焼」が十分できなくなってしまう。圧縮により高温になった空気に燃料が噴射され、プラグのスパークによって燃焼が起こるわけだが、プラグをスパークさせる電流が減少してしまうと十分な燃焼をすることができず、パワーダウンはもちろん、未燃焼ガスが発生することで有害排出ガスの増加、燃焼室内へのカーボンの蓄積、ノッキングの発生など、多くの不具合を誘発してしまい、ひいてはエンジン本体へのダメージにまで及んでしまうという、まさに百害あって一利なし状態に陥ってしまうのだ。

新車に装着されているイグニッションコイルでは100%の性能を発揮できていない

トヨタ 86 GT"Limited" 6AT(2016年8月マイナーチェンジモデル) ボディカラー:ピュアレッド

じゃあ新車だったらわざわざプラズマダイレクトに交換しなくてもいいか、というと必ずしもそうとは言い切れない。

もちろん、新車に装着されているイグニッションコイルは全く劣化はしていないが、純正採用されているイグニッションコイルはコストの面から複数の仕様のエンジンに共通して使えるように設計されているものが多いのである。

オカダプロジェクツ

そのため、必ずしもそのエンジンの実力を100%発揮できているかとは言えないというのが実情だ。一方、オカダプロジェクツのプラズマダイレクトはすべて実車テストを行い、体感できる変化が確認できたものだけをリリースしているので、新車時に装着してもしっかり効果を実感することができるのである。

ただし、いくらプラズマダイレクトとはいえ、消耗は避けることは不可能。そのためオカダプロジェクツでは、使用しているプラズマダイレクトが劣化してしまっているかどうかをチェックするサービスも実施しているとのこと。

点火系のトラブルは目視でチェックできないため、こういったきめ細やかなサービスはありがたいところだ。導入からアフターサービスまで一貫して任せる事ができる点もオカダプロジェクツの魅力と言えるだろう。

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