ドジャース・カーショウ 今週末に戦列復帰の見込み

日本時間4月10日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、エース左腕のクレイトン・カーショウが今週末にも戦列復帰を果たす見込みであることを明らかにした。カーショウは日本時間4月10日にAA級の試合で登板しており、故障の再発がなければ、日本時間4月15日のブリュワーズ戦、または同16日のレッズ戦で先発することになりそうだ。

ロバーツは「ナショナル・リーグの試合では、投手は2~3打席に立つことになる。タルサ(ドジャース傘下AA級のチーム)で登板してルーティンを取り戻すことは、彼にとって意味があると思う」と語り、カーショウにAA級で調整を行わせている狙いを説明した。

カーショウは肩の炎症により今季の開幕を故障者リストで迎えた。日本時間4月5日の最初のリハビリ登板はAAA級で行い、4回1/3を投げて被安打4、失点2という内容。同10日の2度目のリハビリ登板は、AA級で6回81球を投げて被安打5、失点2という内容で、2失点はいずれもソロ本塁打によるものだった。

ロバーツはカーショウが戦列復帰を果たしたあとは、故障を考慮した登板間隔の調整などは行わず、先発ローテーションの一角としてローテーション通りに登板させる方針を明らかにしている。日本時間4月10日にAA級で登板したことを考えると、カーショウの復帰登板は中4日で同15日のブリュワーズ戦、または中5日で同16日のレッズ戦となる可能性が高い。両カードとも本拠地ドジャー・スタジアムでの開催であり、ドジャースのエース左腕は地元ファンが見守る前で、今季初登板に臨むことになりそうだ。

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