日本一売れている車、ホンダ「N-BOX」の歴史に迫る【プレイバック】

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日本一売れている車 N-BOXの歴史とは

ホンダ N-BOX

ホンダは、

「N-BOX」シリーズの2018年度(2018年4月~2019年3月)の販売台数が23万9706台を記録した

と発表しました。これによりN-BOXシリーズは登録車を含む新車販売台数において2年連続での1位となりました。また、軽四輪車における新車販売台数では4年連続の1位となります。

文字通り「日本で一番売れている車」であるN-BOXシリーズは、現在は両側スライドドアを装備した「N-BOX」と、後部ドアがヒンジタイプの「N-BOX スラッシュ」の2モデルで構成されています。

今回は、そんなN-BOXシリーズの歴史に迫ります。

◆室内の広さが特長! N-BOXの気になる内外装をチェック

初代モデルが誕生したのは2011年

ホンダ N-BOX(2012年モデル)
ホンダ N-BOX(2012年モデル)

ホンダは、新設計のプラットホームとパワートレインを採用した初代「N-BOX」を2011年12月16日に発売しました。

最大の特長は、軽乗用車の概念を超えた快適な室内空間と使い勝手の良さ。これは、エンジンルーム長を短くしたことで生まれた室内長と、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」による低床設計によって生まれたものです。

また、新開発のエンジンとトランスミッションにより力強い走りと燃費性能を両立させていることも特長です。

モデルラインナップは現在と変わらず、優しい印象の標準タイプとエアロパーツが特長的な「N-BOXカスタム」の2種類です。

ちなみに、登場直後の正式な車種名は、ハイフンの入っていない「N BOX」でした。

2012年には派生モデル「N-BOX+」が登場

ホンダ N-BOX+
ホンダ N-BOX+
ホンダ N-BOX+ アルミスロープ(オプション)を使って、家庭用カセットボンベで動く耕うん機「Pianta FV200」を乗せている自動車ジャーナリストの飯田裕子さん

ホンダは、「N-BOX+(エヌボックスプラス)」を2012年7月6日に発売しました。

N-BOX+は、“新しい可能性をプラスする”をコンセプトに開発されたN-BOXの派生モデルです。最大の特長は荷室の床がが斜めになっていること。これによって、アルミスロープとの組み合わせにより荷物の積み降ろしが容易になる「ユニバーサルブリッジ」や、大きさの異なる3つのボードで空間をアレンジする「マルチスペースシステム」といった独創的な使い方が可能となりました。

また専用キットを装着することで、車椅子乗車が可能な仕様へ簡単に変更できることも話題となりました。

このN-BOX+の2代目モデルは残念ながら登場せず、初代限りとなってしまったのですが、車椅子仕様自体は2代目となる現行N-BOXにラインナップされています。

N-BOXスラッシュは斬新な「クーペスタイル」が特長

ホンダ N-BOXスラッシュ
ホンダ N-BOXスラッシュ

ホンダは「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」を2014年12月22日に発売しました。

N-BOX SLASHは箱型スタイルながらクーペのように見えるエクステリアと、色や素材にこだわったインテリアが特長的なN-BOXの派生モデルです。ヒンジタイプが採用された後席ドアのドアハンドルは目立ちにくいデザインが採用され、リアに向かって下がるルーフラインと相まってまさにスペシャリティカーのような見た目になっています。

内装を複数のスタイルから選択することが出来るので、自分好みの空間を楽しむことができることも特長です。

※登場直後は5つのスタイルから、2019年4月現在は8つのスタイルから選択可能

現在大ヒット中! 2代目でもN-BOXの躍進は止まらない

ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOX

ホンダは、N-BOXを2017年9月1日にフルモデルチェンジして発売しました。

2代目となったN-BOXは「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して開発されました。

そのため、初代N-BOXで多くのユーザーから支持された広い室内空間やデザインテイストは継承しながらも、プラットフォームとパワートレインを新たに開発。安全装備や快適装備を充実させた上で約80kg軽量化を行い、優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現しました。

また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をホンダの軽乗用車として初めて採用し、全タイプに標準装備としたことも注目のポイントです。

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[筆者:オートックワン編集部]