木村良平がULTRAMAN SUIT姿で登場! 世界が注目する新たな「ULTRAMAN」シリーズが始動

ウルトラマンが地球を去ったその後の世界を描き、累計280万部を超えるヒット作となったコミック「ULTRAMAN」が、Netflixオリジナルアニメとして全世界独占配信される。配信に先駆けて行われたワールドプレミアに、江口拓也(諸星弾/SEVEN役)、潘めぐみ(北斗星司/ACE役)、諸星すみれ(佐山レナ役)が登壇。黄色い歓声に包まれながら登場した3人は、大勢の観客を前に緊張しながらも「うれしいです。この日を待ってました」と喜びを語った。

「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治監督と、「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志監督が手掛けた本作は、アクターの演技をキャラクターに反映するモーションキャプチャー技術を導入。3DCGによるULTRAMAN SUITの緻密な質感と、アニメーションならではのダイナミックなアクションが融合した作品となっている。

トークイベントでは、主人公・早田進次郎/ULTRAMAN役を演じた木村良平が、ヒーロー然とステージ上セットの中央扉から、ULTRAMAN SUITを身にまとい、さっそうと参上。“主役は遅れてやって来る”と言うが、主役にふさわしい登場で会場を一気に盛り上げた。木村は、いろいろなキメポーズで記者たちにアピールし、プロが本気で制作した本格的なスーツに「これ着ていいんですか?って感じだよ!」と興奮を隠しきれない様子。「今日はよろしくお願いします」とお辞儀しようとすると、ULTRAMAN SUITを着ていて、体を倒しづらいのか「浅いお辞儀ですいません、限界です(笑)」と謝り、笑いを誘った。

ULTRAMAN SUITのクオリティーの高さに、潘は「脊椎がいい! その脊椎になりたい! 戦った後の傷とかもあって細部にまでこだわっているんですよね!」と熱く語り、江口も木村のスーツ姿を「かっこいい!」とベタ褒め。すると、なぜか江口に向かって戦闘ポーズをとる木村に、江口は「戦わないですよ?(笑)」とたしなめ、なんともおちゃめなやりとりを見せた。荒牧監督の「これでアフレコしてほしいですね」という冗談に、木村がツッコミを入れたり、収集がつかず困っていた諸星を「今、すーちゃん(諸星)が話す番だから!」とフォローする場面など、終始和やかな雰囲気だった。

アフレコの様子について神山監督は「木村くん、江口くん、2人の声が好きすぎなので、アフレコが楽しみでした。昔から『ULTRAMAN』やっていたんじゃないかってくらい、いいチームワークでしたね」と振り返った。さらに、神山監督の「一気に見ると5時間で見れてしまうんですが、ほんとにアニメ作るのは時間かかるんですよ」という発言が、本作の制作がいかに大変であったかを物語っているようだった。

会見では最強の敵・エースキラー役を平田広明が務めることが発表され、江口や荒牧監督は「めちゃくちゃ言いたかった! 悪いよ~まあものすごいものができました!」「後の敵にふさわしい、すごいキャラクターを演じていただいたと思いますね」と、平田の完成度の高さを大絶賛! アニメでエースキラーと死闘を繰り広げるACE役の潘は「第一声を聞いた時に、これは勝てるのだろうか」と尻ごみするほどだったと明かした。

Netflixオリジナルアニメシリーズ「ULTRAMAN」は、4月1日より全世界独占配信中。

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