TBS系で4月12日にスタートする連続ドラマ「インハンド」（金曜午後10：00）の試写会が行われ、主演の山下智久、共演の濱田岳、菜々緒が出席した。試写が行われた4月9日が34歳の誕生日の山下は、自身の似顔絵が入ったバースデーケーキをサプライズでプレゼントされ、「ありがとうございます。うれしいですね。よくできていますね。たくさんのお客さんの前でお祝いしてもらえて、本当にいい年になるんじゃないかという予感しかないです」と喜びを爆発させていた。
ドラマは、ロボットハンドのような義手を装着する変わり者の科学者・紐倉哲（山下智久）が、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴（菜々緒）の依頼を受け、助手の高家春馬（濱田岳）と共に従来の概念を超える未知の病気や事件を解決するサイエンスミステリー。
サプライズでは濱田が「おめでとうございます。34歳の1発目の連ドラにご一緒できてうれしいです。ちゃんと支えていこうと思います」とお祝いの言葉を贈り、菜々緒が「この場のみんなを代表して、生まれてきてくれてありがとうございます！ 34歳おめでとうございます」と集まったファンの気持ちを代弁すると、大きな歓声に包まれた。
今作が同系では2015年放送のドラマ「アルジャーノンに花束を」以来4年ぶりの主演連ドラとなる山下は「一見嫌なヤツなんですが、中身は情熱的というのが回を追うごとに分かっていく、奥深い変わった科学者役です。右手がロボットハンドの義手で、寄生虫が専門の学者で動物もたくさん出てくるので、目で見ても楽しめるエンターテインメントになっている。視覚だけでなく、足りないものを補っていこうという心と心を支え合うドラマでもある」とアピール。
濱田も「紐倉とは昭和の良き夫婦みたいな感じなんです。僕は奥さん側ですけど。研究所の掃除や紐倉の手伝いをかいがいしくやっているんですけど、全然感謝されないんです。でも、ふとした時に感謝の言葉を言われる。だから、このドラマは“朝ドラ”的な要素もあるんです」と見どころを訴えると、菜々緒は「いろんな動物が出てきますが、は虫類だけでなく、昆虫系もいけることに最近気付きました。現場では濱田さんを仲間に引き込んで、タランチュラを手の上に乗せたり、サソリを触ってみたり」と笑顔で明かした。
