令和、3月27日に本命候補

英弘も一時有力、元号選定過程

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新元号「令和」を発表する菅官房長官=1日

 政府が4月1日に新元号を決定するのに先立ち、安倍晋三首相ら政権幹部が3月27日の非公式協議で「令和」を本命候補とする方針を確認していたことが分かった。選定過程では、天皇の業績をたたえた古事記の一節を典拠とする「英弘」が一時有力案に浮上したが、最終的に幅広い層の歌が収められた万葉集を典拠とする令和がふさわしいと判断した。政府関係者が10日、明らかにした。

 政府は3月14日付で国文学や漢文学などの専門家に正式委嘱。首相と菅官房長官、事務方トップの杉田和博官房副長官、古谷一之官房副長官補の4人が27日に協議し、令和が最も適しているとの認識で一致した。