稚アユ30万匹放流 大紀町の大内山川漁協 友釣り解禁に向け 三重

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【稚アユを放流する参加者=大紀町崎の大内山川で】

 【度会郡】5月11日のアユ友釣り解禁に向け、三重県の大内山川漁業協同組合(渡邊典浩組合長)は3月22―4月10日まで計5回、大紀町内を流れる宮川最大の支流、大内山川に稚アユ約30万匹を放流した。

 河川の生態系環境保全活動の一環として毎年実施。魚との触れ合いを通して川を大事に守っていく気持ちを持ってもらおうと、地元の小学生や福祉施設利用者らを対象とした放流体験も行っている。昨年は、同川で捕れたアユを全国で初めて伊勢神宮に奉納した。

 放流最終日となったこの日は、大紀小学校の児童らが放流体験を行う予定だったが雨のため中止となり、同組合員や三重大学の学生ら20人が紀勢、大内山地区内の同川に約5万6千匹を放流した。

 渡邊組合長は「放流のたびにみんなでごみ拾いをするなど、川をきれいにする意識が高まってきている。これからも日頃の取り組みを積み重ねていきたい」と話していた。