衆院沖縄3区補選に立候補|島尻安伊子(しまじり あいこ)氏の経歴・政策は?

玉城デニー氏の沖縄県知事への転身に伴う衆議院沖縄3区(名護市、沖縄市、うるま市、国頭郡、伊平屋村及び伊是名村)の補欠選挙(4月9日告示、4月21日投開票)に自民党公認の新人、島尻安伊子氏(54)が立候補しました。島尻氏は公明・維新の2党から推薦を受けています。

なお、同選挙には県政与党や立憲民主党、自由党、共産党、社民党などが支援する無所属新人の屋良朝博氏(56)が立候補しています。

宮城県仙台市生まれ、上智大学文学部卒業。那覇市議を2期、参議院議員を2期務める

島尻安伊子氏は1965年宮城県仙台市生まれ、上智大学文学部新聞学科卒業。2004年の那覇市議会議員補欠選挙で初当選を果たしました。続く2005年に再選。2007年の参議院議員沖縄選挙区補欠選挙において初当選、2010年に再選。内閣府大臣政務官及び復興大臣政務官、参議院環境委員長、党沖縄県支部連合会会長、党沖縄振興調査会西普天間基地跡地における国際医療拠点化等推進小委員長代理、党沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会代表、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策・宇宙政策、海洋政策・領土問題、情報通信技術(IT)政策、クールジャパン戦略、知的財産戦略)、内閣沖縄担当大臣補佐官などを歴任しました。

島尻氏の政策は?

島尻氏は自らのホームページにおいて政策「沖縄の暮らしを豊かに、みんなを笑顔に ~新しい時代への3つの結と4つの挑戦~」を公表しています。

◎3つの結
1 まちをつむぐ
課題解決にとどまらず、地域『らしさ』を活かして未だ手つかずの潜在力を最大限に!
2 国とむすぶ
次期振興計画はもちろん、次の半世紀で『強く自律した沖縄も実現』を確実なものに!
3 世界とつなぐ
ヒト・モノ・チエの『万国津梁』に!次こそは「やんばるの森」を世界の宝に!

◎4つの挑戦
1 「経済事情にかかわらず」充実した学びと
育ちで全ての子ども達が希望に満ちた「やさしい沖縄」に
2 「健康長寿日本一沖縄」の復活と誰もが生きがい・やりがい・住みがいを実感できる生活の向上に
3 県内格差(中南部と北部)の解消・「県土の均衡ある発展」とともに、沖縄全体の底上げに必須な中部の再活性化(沖縄市・うるま市)に
4 日米地位協定の改定、過重な基地負担の軽減、普天間飛行場の危険性除去・辺野古移設の問題への「道筋を示し早期解決」に

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