南ほど気温高く 九州に高温に関する情報も 1か月予報

1か月予報(4月13日~5月12日の平均気温)。出典:気象庁ホームページ

気象庁は11日、向こう1か月の天候の見通しを発表した。低気圧や前線の影響を受けにくい北日本は、向こう1か月の日照時間が平年並みか多い見込み。西日本は暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は平年並か高くなりそうだ。沖縄・奄美は暖かく湿った空気の影響を受けやすく、向こう1か月の気温は高く、降水量は平年並か多い見通し。

1か月予報(4月13日~5月12日の降水量)。出典:気象庁ホームページ

 週ごとの予報によると、1週目(4/13~19)から2週目(4/20~26)は、北日本は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。2週目(4/20~26)の気温は北日本で低温傾向だが、西日本と沖縄・奄美は高温傾向で、西日本ではかなり高くなる所もありそうだ。特に、18日(木)頃からの1週間ほどは、九州北部(山口県を含む)と九州南部で気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

1か月予報(4月13日~5月12日の日照時間)。出典:気象庁ホームページ

 3~4週目(4/27~5/10)は、全国的に平年と同様の天候が見込まれている。気温は、北日本から西日本にかけては、ほぼ平年並みで、沖縄・奄美は高温傾向。なお、平年の梅雨入りは沖縄が5月9日頃、奄美は11日頃となっている。

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