カージナルスが3連戦スイープ 前田5失点で今季初黒星

【ドジャース2-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは打線の中軸がしっかりと役割を果たし、ドジャースに7対2で快勝。本拠地でのドジャース3連戦をスイープし、連勝を4に伸ばした。ドジャース先発の前田健太に対して2回裏にヤディアー・モリーナの三塁ゴロの間に先制したカージナルスは、4回裏にデクスター・ファウラーのタイムリーで1点を追加。先発のジャック・フラハティが6回表にジョク・ピーダーソンに4号ソロを浴びたものの、直後の6回裏にポール・デヨングのタイムリー三塁打とモリーナの1号2ランで3点を奪い、リードを広げた。その後、7回表にマックス・マンシーに4号ソロが飛び出して3点差となったが、8回裏にマーセル・オズーナがダメ押しの3号2ラン。6回3安打1失点の好投を見せたフラハティは、今季3先発目で今季初勝利を手にした。

開幕から2連勝中だった前田は、カージナルス打線に捕まり、今季初黒星を喫した。初回こそ2三振を含む三者凡退の好スタートを切ったものの、2回裏は先頭のオズーナに二塁打を浴びたあと三盗を許し、モリーナの三塁ゴロの間に先制点を献上。4回裏は二死三塁からファウラーにライト前へポトリと落ちるタイムリーを許した。味方が1点差に迫った直後の6回裏には、外野手の拙い守備に足を引っ張られ、無死一塁からデヨングのタイムリー三塁打で3失点目。さらに一死後、モリーナに1号2ランを浴び、ここで降板となった。6回途中まで82球を投げて被安打7、奪三振5、与四球1、失点5。投球内容は決して悪くなかっただけに、要所で踏ん張れなかったことが悔やまれる結果となった。

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