グラスナウ自己最多11Kの快投 レイズ9得点で快勝

【レイズ9-1ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

昨季途中にエース右腕のクリス・アーチャーをパイレーツへ放出し、その対価として獲得した若手選手がレイズに不可欠な存在となりつつある。敵地でのホワイトソックス戦に先発したタイラー・グラスナウは、6回85球を投げて相手打線をわずか2安打に封じ、自己最多の11三振を奪う快投を披露。防御率0.53という抜群の安定感で開幕3連勝となった。グラスナウとともにレイズに加わったオースティン・メドウズはリードオフマンとして4号ソロを含む3安打3打点の活躍。今季ここまで打率.341、OPS1.079と本格開花の気配が漂っている。レイズは投打の若手選手の活躍もあり、9対1で快勝。敵地でのホワイトソックス3連戦をスイープし、連勝を4に伸ばした。

ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスに対し、レイズは初回にトミー・ファムの1号2ランとアビサイルル・ガルシアのタイムリーで3点を先制。4回表にはメドウズとファムの二者連続アーチとガルシアのタイムリーでリードを6点に広げた。5回表には一死一・二塁のチャンスを作ってロペスをマウンドから引きずり下ろし、2番手のライアン・バーからメドウズがタイムリー二塁打を放ってさらに2点を追加。9回表にはウィリー・アダメスがタイムリーを放ち、トドメを刺した。6回2安打無失点の快投を見せたグラスナウが今季3勝目。2番手として3イニングを1失点に抑えたジャレン・ビークスはメジャー初セーブをマークした。

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