長崎国際大 悲願の全国狙う 九州地区大学野球北部1部

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エースとして活躍が期待される菅原(左)、力強さと積極的な打撃が持ち味の村上(右)

 硬式野球の第101回九州地区大学選手権北部九州ブロック大会の1部リーグは13日、大分市で幕を開ける。長崎県からは創部5年目で昨秋4位の長崎国際大が参戦。初の優勝と全日本大学選手権出場を狙う。27、28日は佐世保市総合グラウンド野球場で、6季連続優勝中の日本文理大と対戦。ヤマ場を前に、まずは昨秋準優勝の近大産業理工学部との開幕2連戦で勢いをつけたい。
 今季から指揮を執るのは、創部2年目以降ヘッドコーチなどを務めてきた元プロの森山一人監督。同じくプロでプレーした小椋真介投手コーチ、石橋尚登野手コーチら経験豊富な指導者計5人が各ポジションで教える。
 チームは2017年に1部に昇格。3~5位で残留を続けてきた。部員数は約160人。チーム内競争は激しく、オープン戦は全員に出場機会が与えられた。本番も走攻守や右、左打ちなど、各選手の特徴を見極めて起用する方針。森山監督は「放っておいてもよく練習する選手ばかり」と期待を寄せている。
 投手は1年時から登板して、昨春4勝を挙げた菅原誠也がエース格。140キロ台中盤の数字よりも速く感じさせる球の切れとコントロールが持ち味で、変化球にも磨きがかかってきた。小椋コーチは「試合勘がついてきた」と手応えをつかんでおり、菅原自身も「先発予定の5試合全部勝つ」と自信を深めている。
 攻撃陣は県内の高校出身者も多く、下級生から中軸を担った村上純平(長崎南山卒)をはじめ、山口嶺生、堀川尚豊、浦里凌平(いずれも九州文化学園卒)らが存在感を示している。冬は室内で打ち込みを重ね、森山監督は「無駄な打席が少なくなってきている」と評価。村上は「力強く積極的に振り、大事な場面で貢献したい」と意気込む。
 チームの最大の目標は秋の明治神宮大会出場。この春で結果を残して、いい流れで秋季リーグを迎えたい。主将の奥田颯(創成館卒)は「勝てるだけの準備はしてきた。個々の力はある。ベンチに入って試合に出る責任感を持ち“あいつのためにも”という思いでプレーしないといけない」と闘志を燃やしている。