マチャドが攻守に大活躍 パドレス同率地区首位浮上

【パドレス3-1ジャイアンツ】@オラクル・パーク

パドレスのマニー・マチャドが「10年3億ドル」の価値を証明する見事な活躍でチームを勝利に導いた。「3番・三塁」で先発出場したマチャドは、三塁守備で2度にわたる好プレイを披露。5回裏一死一・三塁のピンチでは、好判断で三塁走者の生還を阻止し、チームをピンチから救った。直後の6回表には、ジャイアンツ先発のデレック・ロドリゲスからライトフェンスをギリギリ越える3号勝ち越しソロ。マチャドの活躍でジャイアンツとの接戦を制したパドレスは、カージナルスに3連戦スイープを喫したドジャースと8勝5敗で並び、ナ・リーグ西部地区の同率首位に浮上した。

パドレスがニック・マーガビシャス、ジャイアンツがロドリゲスという両若手投手の先発で始まった一戦は、1点を争う投手戦となった。3回表に一死二塁のチャンスを作ったパドレスがマニュエル・マーゴのタイムリーで先制し、ジャイアンツは4回裏先頭のケビン・ピラーがレフトスタンドへの2号同点ソロ。その後、6回表にマチャドの3号ソロで勝ち越しに成功し、9回表にウィル・マイヤーズのタイムリーで1点を追加したパドレスが、3対1で接戦を制した。今季メジャーデビューを果たしたばかりのマーガビシャスは、6回1失点の好投でメジャー初勝利をマーク。一方のロドリゲスも7回2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、今季2敗目を喫した。

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