UTAが飲料CMに初挑戦!“伊右衛門はん”こと父・本木雅弘も特別出演

サントリー食品インターナショナル株式会社は、4月16日に発売される「サントリー天然水 GREEN TEA」において、同商品のメッセンジャーであるモデルのUTAを起用した新テレビCM「天然水 GREEN TEA クリーンでグリーン」篇を4月13日から放送する。CMには、UTAの父で、サントリー緑茶「伊右衛門」のキャラクターを務める本木雅弘も特別出演している。

UTAは、中学生時代からスイス、アメリカで学生生活を送り、現在は大学生としてバスケットボールやモデル業に打ち込んでいる、1997年生まれの21歳。今回のCMでは、UTAを、同世代のほかの誰とも変わらない、普通のひとりの若者としての等身大の姿を描いている。ひとりで自由に家族、友人たちと時間や風景を共有しながら、何げない毎日の中にある大切なものの価値や喜びを実感する姿をドキュメンタリータッチの映像で表現しており、本格的な芝居は初めてというUTAの初々しい演技とさわやかな表情、そして、“伊右衛門はん”こと、本木と思わぬ場所で交じわるシーンに注目だ。

CMは、海外にて、ベランダにいるUTAが「サントリー天然水 GREEN TEA」を飲むシーンからスタート。学校への通学路を軽快な足取りで駆け抜けていくと、大学の講義室やストリートバスケット、そして雄大な大自然の中で友人たちとサイクリングや水遊びを楽しむ場面へと続いていく。その後、日本へ帰国し、とある撮影現場を訪れたUTAは、日本家屋のセットで撮影している人物にスマホを向ける。そこには、なんと“伊右衛門はん”こと本木の姿が。本木がUTAに気付き、手を上げてほほ笑むと、UTAも思わず笑顔に。最後に、バスに揺られて向かった先は、南アルプスを望むバス停。「クリーンでグリーン」「僕らにはそれだけで十分だ」というナレーションをバックに、「サントリー天然水 GREEN TEA」を飲みながら歩く姿で締めくくられる。

撮影は、2月下旬から3月上旬にかけて、6日間、国内外10カ所以上のロケ地を巡りながら行われた。初日は、UTAが本木の撮影現場を訪れるシーン。UTAは撮影中、安定的な存在感を放ち、泰然と芝居に臨む本木の姿を片時も目をそらすことなく、真剣なまなざしで見つめていた。見るもの聞くものすべてが新鮮なUTAの質問に本木が丁寧に応えるやりとりが何度も見られた。

初めての飲料CMへの出演についてUTAは、「まだ経験が浅くて、カメラの前に出ると硬くなってしまって、監督の指示に従うのがやっとでした。でも、演じることはすごく新鮮で楽しかったです」と振り返った。また、親子で緑茶のキャラクターになることについては「父が10年以上続けている姿を見ているので、その歴史を一緒に背負うような緊張感もありましたが、新しい時代、新しい商品、そして新しい門出という三つが重なったこともあり、自分にとっても象徴的な出来事になりました」と感慨深げ。最後に新元号も決まり、新しい時代の目標や夢について、「20代は何でも吸収していく時期なので、たくさんの可能性を試したいです。と同時に、遠い目標を掲げる前に、自分にとっても周りにとっても、その日その日がハッピーでいられることを大事にしたいと思います」と前向きに語った。

一方、“伊右衛門はん”として、息子とCM共演を果たした本木は「正直、ちょっと恥ずかしいですし、なるべく避けたいなという思いがありました。でも、サントリーさんとの長いお付き合いの中で、私も十数年、緑茶とかかわってきて、『新しい時代に、新しい世代の人々とともに、緑茶の新しい未来をつないでいく。そういう思いを世の中に届けてほしい』という熱意にほだされて、いや乗せられて(笑)、共演することになりました」とコメント。また、間近でUTAの演技を見て、「ミレニアル世代の若者らしい軽やかさとか、未知ではあるけれども、さまざまな可能性を秘めた若者という存在そのものの初々しさというものが、きちんと映像に焼き付けられたんじゃないかと思います」と太鼓判を押した。

© 株式会社東京ニュース通信社