2019年秋デビュー、15年ぶりの新形式車両「3100形」を導入――京成電鉄発表

©株式会社エキスプレス

京成電鉄は4月11日、成田スカイアクセスに15年ぶりの新形式車両「3100形」を導入することを発表しました。2019年度は秋の営業運転開始を目指し、8両2編成の合計16両を導入する予定。2020年度以降も継続して導入予定です。

コンセプトは「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」。京成電鉄車両の基本思想である「質実さ、実用本位」を継ぎつつ、新たな価値として京成電鉄初となるデザインや設備を採用しています。

外観デザインには成田スカイアクセスの案内カラーであるオレンジを初めて取り入れ、京成本線との誤乗車防止を図ります。デザインのアクセントとして車体に描かれるのは、飛行機やスカイツリーなど沿線各所のイメージイラスト。

車内デザインイメージはこちら。セキュリティーや安全性・快適性の向上を図るため、様々なサービス設備が導入されていますので、具体例として以下の8項目をご確認ください。

サービス設備

①スーツケース置場
座席の一部をスーツケース置場等にも使用できる折り畳み式とし、1両に4箇所(先頭車は3箇所)設置します。

②防犯カメラ
1両に3台設置し、車内セキュリティーの向上を目指します。

③フリースペース・車いすスペース
2020年4月からの「バリアフリー整備ガイドライン」への対応として、車いすやベビーカーのお客様が使用できるフリースペースを中間車両に設置、先頭車両には従来と同等の車いすスペースを設置します。

④LCD(液晶)車内案内表示器
17インチLCD(液晶)車内案内表示器を各乗降扉上に2画面ずつ設置し、停車駅や乗り換え案内等の表示に加え、広告の放映などを行うことでより多くの情報をご案内します。

⑤車内環境の改善
空気の浄化効果のあるプラズマクラスターイオン発生装置を導入したり、空調制御ソフトを見直しするなどして車内環境の改善を図ります。

⑥FREE Wi-Fi
誰でも簡単に利用できる無料Wi-Fiサービスを提供。

⑦ハイバック形ロングシート
座席に通常よりも背もたれが高いハイバック仕様を採用し、座り心地の改善を図ります。また、座席端部の袖仕切りにガラスを採用して開放感を持たせます。

⑧車外行先表示器
種別・行先表示を大型化、ホームからの視認性向上を図ります。

省エネを意識

本車両は安全性や快適性だけでなく、省エネも意識した設計となっています。

主要機器としてモーターへの電流を制御する装置に最新の半導体を使用したSiC-VVVF制御装置を搭載、こちらは2003年に導入された3000形に搭載しているIGBT-VVVF制御装置よりおよそ15%の消費電力を削減するとのこと。