強制不妊の被害者救済、衆院通過

全会一致、来週にも成立

©一般社団法人共同通信社

衆院本会議で旧優生保護法下の強制不妊手術問題の救済法案が可決し、一礼する根本厚労相=11日午後

 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らに不妊手術が繰り返された問題で、被害者に「反省とおわび」を示し一時金320万円を支給する救済法案が11日、衆院本会議で全会一致で可決され、衆院を通過した。参院での審議を経て来週にも成立し、月内に施行される見通しだ。

 法案は与野党で3月に内容を決定。10日の衆院厚生労働委員会で、全会一致の委員長提案による国会提出が決まった。被害者が多大な苦痛を受けたとして「われわれは、それぞれの立場において、真摯に反省し、心から深くおわびする」と前文に記した。

 強制手術だけでなく、本人が同意したとされるケースも支給対象とする。

国会議事堂