インディカー:佐藤琢磨、初優勝したロングビーチで連勝なるか。「モチベーションは極めて高い」

 2019年のNTTインディカー・シリーズに参戦している佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は4月12~14日に開催される第4戦ロングビーチに向け、「モチベーションは極めて高い」と意気込みを語った。

 レイホール・レターマン・ラニガンに移籍して2年目のシーズンに臨んでいる琢磨は、4月7日に決勝が行われた第3戦バーバーで、決勝の大半をリードする圧倒的なレース運びを披露すると、自身通算4度目となるインディカーでの勝利を手にしてみせた。

 そんな琢磨が挑む第4戦は、カリフォルニア州ロングビーチの市街地コースが舞台。琢磨は2013年に、このロングビーチ戦でインディ初優勝を遂げており、自身初の2連勝への期待も高い。

「シーズンのスタートは素晴らしい形になっています」と琢磨。

「2018年から続けてきたチームとの共同作業が確実に進歩を見せていますね。今シーズンここまで、(自身とチームメイトの)両方のマシンに、いくつか問題が起きていますけど、こういったことが起きるのがレースですし、残りのシーズンでは信頼性が高まるはずです」

「(自身が操る)カーナンバー30は、2018年シーズンも含めれば直近5戦のうち、2戦で優勝しています。これは嬉しい事実ですし、モチベーションは極めて高いですよ」

「インディカーの争いは接戦ですから、自分たちのパフォーマンスを推し量るのは難しいですけど、基本的に僕たちのストリートコース用セットアップは安定しています」

「週末を通して改善していくことができれば、確実に競争力を発揮できるはずですよ」

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