ドルトムントの神童は“14歳にして億万長者”!? その理由とは

ドルトムントU-17で大活躍しているモウココ photo/Getty Images

近年、ドルトムントのユースアカデミーはMFマリオ・ゲッツェやFWクリスティアン・プリシッチなど素晴らしい才能を輩出してきた。偉大な先輩が数多く在籍したとあって、さまざまな場所から有望な選手が集まってくるこのユースだが、その中でもひときわ輝く選手が存在する。U-16ドイツ代表のFWユウスファ・モウココだ。

ドルトムントU-17に所属するモウココはなんと14歳。クラブ、代表双方において飛び級をしている。才能のある選手がカテゴリの枠を越えてプレイするのはよくあることだが、彼はいずれのチームにおいても主力級だ。特にクラブでは主将を務め、21試合の出場で36ゴール7アシストと大活躍をみせている。

しかし、今回話題となったのはその素晴らしいプレイではない。大手スポーツメーカーとのスポンサー契約でモウココが受け取ったとされるお金がとてつもない額なのだ。英『talkSPORT』によると、その金額は100万ユーロ(約1憶2500万円)。さらに今後の活躍次第で1000万ユーロ(約12億5000万円)まで膨れ上がる可能性があるという。14歳でこんな大金を稼ぐとはうらやましいかぎりだ。

モウココはU-16ドイツ代表の試合で4試合3ゴールを記録。このままいけばさらに上のカテゴリへとステップアップできそうなものだが、U-17ドイツ代表監督はメディアの過度な注目から彼を守るため招集を見送っているそう。今回の件でこの“神童”は大きな話題となってしまったがそれはいいのだろうか……。

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