桜も演奏も楽しんで 横須賀で衣笠さくら祭

桜の下で食事を楽しむ来場者=横須賀市の衣笠山公園

 春恒例の「衣笠さくら祭」が8日まで、衣笠山公園(横須賀市小矢部)で開かれている。ソメイヨシノを中心に約2千本の桜が植えられている同公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、見ごろの時期で最後の週末となった7日は親子連れらが花見を楽しんだ。衣笠観光協会の主催。

 好天に恵まれた7日は、シートを広げてお弁当を食べたり、写真撮影をしたりと、思い思いに桜を堪能する花見客の姿が見られた。

 祭り期間中は中段広場で、市内の団体を中心にチアダンスや和太鼓演奏などを披露。同日もギターの弾き語りや南米の音楽演奏などが多彩に催された。

 市内に住む会社員の広田克寿さん(32)は「たくさん咲いていて景色も良い。外だと食事もおいしく感じる」と話していた。

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