【MLB】ダルビッシュ、5失点で2連敗も…地元メディアは評価「70%近いストライク」

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パイレーツ戦に先発するも今季2敗目を喫したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

2本のホームランに泣き初勝利ならず、地元記者は「間違いなくポジティブな要素があった」

■パイレーツ 5-2 カブス(日本時間11日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は10日(日本時間11日)、本拠地パイレーツ戦に先発し、5回1/3を5安打4奪三振5失点(自責4)で今季2敗目(0勝)を喫した。2本のホームランに泣き、救援投手が打たれて失点も増えたが、無四球と制球は安定。地元メディアは「間違いなくポジティブな要素があった」と評価している。

 初回にセルベリに先制ソロを浴びたダルビッシュは、3回にもマルテに2ランを被弾。しかし、77球を投げて53球とコントロールは良く、無四球は今季3試合目で初だった。6回に不運な内野安打などで1死一、三塁のピンチを招いて降板。その後、救援陣が走者を返したため失点が増えたが、計6回2/3で11四球と苦しんだ過去2度の登板から確実に“改善”した。

「NBCシカゴ」でカブス番を務めるトニー・アンドラッキ記者はツイッターで「今夜の先発後、ダルビッシュ有は(カブス移籍後の)11先発で52回を投げ防御率5.88、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)1.54となった。つまり今夜の出場には間違いなくポジティブな要素があったということだ。無四球や70%近いストライク球を含めて」と投稿。コントロールが良くなったことを特筆している。

 また、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のサハデヴ・シャーマ記者は「ダルビッシュは77球で降板。試合を通していくつかの強い当たりを与えたものの、一貫して良い球を投げ(6回の内野安打は)2打とも弱い当たりだった」とレポート。降板に至った6回は不運な形だったとしている。

 また、MLB公式サイトでカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者は「今夜の先発登板で小さな前進……」として、以下の4つを挙げている。

「37球のフォーシームで5の空振り。これまで68球で5の空振りだった」
「77球で13の空振り(16.9%)。これまで146球で11の空振り(9.6%)だった」
「無四球! これまでは6回2/3で11四球だった」
「フォーシームの29.7%がボール球。これまでは50%だった」

 あらゆるデータが、過去2登板よりも良くなっていると強調している。

 黒星を喫したものの、気温4.4度という過酷な条件で、投球内容を改善させたダルビッシュ。このまま本来の姿を取り戻し、まずは初勝利をつかみたいところだ。(Full-Count編集部)