東京駅から30分以内!日本が誇る工業地帯・川崎で行くべき人気観光スポット5選

工業地帯として名の知れた川崎は、工場夜景をはじめとしたディープなスポットから、散策が楽しい公園やお寺まで、多彩な観光スポットで人気上昇中のエリア。今回は川崎でおすすめの観光スポット5選をご紹介します。

1. 川崎マリエンの展望台から川崎の街と東京湾を一望

市民と川崎港を結ぶ交流の場として生まれた「川崎マリエン」。川崎港を詳しく紹介するシアターや、テニスコート、ビーチバレー場、バーベキュー場などのアミューズメント施設が完備された市民の憩いの場です。
最大の魅力はタワー棟10階にある展望室。360度全面ガラス張りで、川崎の街並みや工業地帯、東京湾などを一望でき、スカイツリーといった近郊のランドマークや、晴れた日には遠く富士山までも見渡せます。夕暮れ時や日没後に、工業地帯の夜景を見に訪れるのもおすすめ。工場の照明群が昼間とは違う幻想的な美しさを見せてくれます。
JR川崎駅から市営バスで30分ほど。展望室は入場料無料、望遠鏡も無料で利用できる穴場のビュースポットですよ。

2. 個性的過ぎるゲームセンター「アミューズメントパークウェアハウス川崎店」で非日常感を楽しむ!

川崎駅から徒歩10分の場所に突如出現する廃墟のようなたたずまいの「アミューズメントパークウェアハウス川崎店」は、香港に実在した幻のスラム街「九龍城」を忠実に再現した異色のゲームセンターです。
大人が楽しめることがコンセプトのため18歳未満は入場禁止。施設内にはゲームコーナーや、24時間営業のダーツ、ネットカフェが併設されています。一日では遊びつくせないほど充実したゲームコーナーはもちろん、何よりも魅力なのは建物の怪しげな世界観。ネオンや中国語の古看板、張り紙といった装飾は細部までこだわり抜かれ、自販機、両替機、トイレにまで九龍城のすたれた雰囲気が再現されています。一歩踏み入れれば、スラム街の要塞に迷い込んだような非日常感を味わえますよ。

3. 東扇島東公園で工場と飛行機を見ながら休憩

観光途中に一休みするなら東扇島東公園がおすすめ。2008年にオープンした広大な敷地面積を誇る港湾公園で、潮干狩りができる人工海浜(期間限定)や、バーベキューを楽しめる施設などが整備されています。
多摩川を挟んだ先には羽田空港があるので、タイミングが合えば離着陸する飛行機を間近に見ることもできます。運河沿いのウッドデッキからは対岸の京浜工場地帯を見渡せ、眺望は抜群。密集した工場や東京湾に浮かぶ大型船舶などを何も考えずのんびり眺めてみてはいかがでしょうか。川崎マリエンからも徒歩圏内なのであわせて立ち寄るのがおすすめです。

4. 工場夜景クルーズで近未来にタイムスリップ!?

川崎臨海部に広がる京浜工業地帯の夜景は、日本五大工場夜景のひとつに名を連ねる注目の景観。この夜景を船上から眺められるのが「工場夜景クルーズ」です。
作業用に灯された無数の光や、プラントから噴き出る水蒸気や炎、ロボットのような建物群が一体となった夜景は、まるでSF映画に登場する宇宙ステーションのよう。近未来的なきらびやかで迫力ある光景を目の当たりにできます。
屋形船でのクルーズや、ガイドが工場夜景の魅力をわかりやすく説明してくれるツアー、食事を楽しめるツアーなど、クルージングの種類は様々。気になるツアーを予約して、工場夜景のディープな世界に足を踏み入れてみては。

5. 川崎大師で厄払い

正式名称:金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ)
年間300万人もの参拝客が訪れる人気のパワースポット。最寄りの川崎大師駅から徒歩約8分の場所にあります。
有名なのは大本堂で毎日行われる「護摩祈祷(ごまきとう)」。炎の力で煩悩を焼きつくして厄払いをする儀式で、当日申し込みで参加できます。
ドライバーの安全を祈願するユニークなご祈祷もおすすめ。本堂とは別に立つ「自動車交通安全祈祷殿」で受けられ、授与品として車のナンバー入りのお札などがもらえます。
ほかにも参道沿いにある「仲見世」も楽しみの一つ。老舗の和菓子店や職人が店先で技を披露する飴屋など、風情漂うお店が多く軒をつらねているので、参拝帰りにぜひ立ち寄ってくださいね。

いかがでしたか。川崎は充実したショッピングスポットとしても魅力のある街ですが、今回は人気の観光スポットに焦点をあててご紹介しました。ぜひ川崎観光の参考にしてくださいね。

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