美唄市★宮島沼 6万羽!マガンの群れに心癒されます 

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長い冬も終わり、ようやく待ち遠しい春の訪れを感じられる季節がやって来ました。

そろそろゴールデンウィークですね。

さて今回は、連休を近場でどうやって過ごそうかな?なんて迷ってる方や、北海道へ観光で来られる方に是非お勧めのスポットをご紹介したいと思います。

突然ですけど、皆さん鳥はお好きですか?

実は私「ほ~ほけきょ~」なんて、可愛らしく数羽がちょろちょろしている鳥であれば、あら可愛いわね~なんて思えますが。

大集団の鳥ともなると、どうしても映画の「鳥」が頭をよぎり、どちらかといえば苦手と感じていました。

宮島沼に集まるマガンの群れの写真を初めて見た時の印象は、それはそれはとんでもない数の大集団に、いくらなんでも多すぎる…恐ろしい…でした。

でも昨年、せっかくこんなに近くに引っ越して来たのだし、一生に一度ぐらいは見てみようかな?と、それ程乗り気ではない心持ちで出かけてみました。

すると、頭の上を「ほげ~ほげっ」や「くわ~くわっ」と鳴きながら、鳥の群れがエサ場のある田んぼから、寝床になる沼へ夕暮れとともに帰って来る姿が、なんともいえず愛おしく感じられ、すっかりマガンの虜になってしまいました。

宮島沼水鳥・湿地センターのご紹介

場所は美唄市にある宮島沼。

岩見沢から車で30分。札幌からですと、車で1時間程度の場所にあります。

この看板が目印です

出典:リビング札幌Web

建物が見えて来ました!

出典:リビング札幌Web

すぐ近くに併設された駐車場に車を止め、先ずは沼の様子を見に…でも、沼がありません。

まだ氷に閉ざされていました。

出典:リビング札幌Web

諦めて、先ほどの建物の中に入ります。

入り口に、マガンの飛来数が書き込まれています。

「0羽」?と、見てみたら、

出典:リビング札幌Web

先遣隊?

確かに来る途中、時折ぐるぐる上空を飛んでいる単独のマガンや、小さな集団が見受けられていて、偵察隊?だったりして~なんて笑っていたら、本当にそうでした。

時々様子を見に来ていますって、思わず微笑んでしまいます。

出典:リビング札幌Web

日ごとにぐんぐん雪解けが進むので、今は近くの長沼や南幌界隈をエサ場として、今か今かと解氷を待っているそうです。

この姿を見るだけで心が和みます。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

こちらにある望遠鏡を使って、遠くの鳥の様子を間近で見ることも出来ます。

出典:リビング札幌Web

早速私も覗きこんでみたら、なんと!キタキツネが鳥を狙っている場面に遭遇。

ちょっと見えづらいですけど、望遠鏡越しに撮影ができました。

出典:リビング札幌Web

マガンについてのお話し

さて、このマガンはいつごろ、どこからやってくるのでしょうか?

今回は、この施設でボランティアをされている谷川毅さんにお話を伺いました。

出典:リビング札幌Web

北海道には、ウトナイ湖や釧路湿原など12か所にラムサール条約湿地がありますが、そのうちの一つがここ、美唄市にある宮島沼です。

宮島沼は、世界でも有数のマガンの飛来地として有名で、ピーク時には6万羽~7万羽がやってきます。

4月中旬から後半にかけて、ここ宮島沼を中継地点とし、生まれ故郷であるロシア極東へ帰ります。

9月下旬から10月上旬に再び訪れ、本州へ渡って越冬します。

群れから外れて独りぼっちになってしまったマガンが時々いるのですけど。

とにかくここに来たら見つかるかも知れない!と、激しく鳴き声を上げながら、必死で親や仲間を探す迷子の集合場所ともなっているそうです。

物語になりそうなお話しですね。

こんな写真が撮れたんですよ!と、いくつかベストショットを見せて頂きました。

その一つがこちら

出典:リビング札幌Web

こんなポーズ!

美しい!

自然の営みは日ごとに変化するので、気もそぞろ。

後2週間もすれば、次々に群れがやって来ます。

マガンだけではなく、小白鳥や大白鳥、時折獲物を狙ってオオワシやオジロワシも現れることがあるそうです。

谷川さん、貴重な写真や詳しいお話を色々ありがとうございました。

マガンを探せ

この後、現在のマガンの様子を見たくて、長沼方面へ出かけてみました。

この空に点々点々…と見えるのが、マガンの群れです。

V字飛行!

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

マガン観察 お勧めの時間帯

早朝4時~4時半頃と、ねぐら入りする夕方6時頃がお勧めです。

4月中旬から下旬。ピークは4月下旬頃が予想されます。

こちらは、去年の4月下旬、夕方に撮った写真です。

こんな景色が、普通に見られます。

出典:リビング札幌Web

注意事項

宮島沼はラムサール条約登録湿地で野鳥が訪れることもあり、犬などのペットを連れて行くことは禁止されております。

禁煙、大声や大きな音を出さない、ゴミを捨てない、えさをあげないなどの最低限のルールは守りましょう。

それから、夕暮れ時は特に寒さ対策が必要です。

ダウンや帽子・マフラーなど、しっかりとした防寒着で行くことをお勧めします。

★宮島沼

住所 北海道美唄市西美唄町大曲3区

http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma//index.php

★宮島沼水鳥・湿地センター

入館料 無料

駐車場 あり無料

電話 0126-66-5066

営業時間 9:00~17:00

※マガンの最盛期は延長あり

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始

※マガンの最盛期は休館日なし

http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma//23_center/23_center.htm