【熊本県感染症情報】感染性胃腸炎 前週より急増

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 1~7日の県感染症情報によると、熊本県内50定点の医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数は、前週より91人多い445人に急増した。ロタウイルスが原因の感染性胃腸炎(15定点)も3人増の14人と増えており、県健康危機管理課が感染予防の徹底を呼び掛けている。

 同課によると、さまざまなウイルスを原因とする感染性胃腸炎は、暖かくなるこの時期に流行しやすいという。特に乳幼児がかかりやすいロタウイルスは感染力が強く、患者の便に多く含まれるため、おむつ交換の時は使い捨て手袋を使うよう勧めている。「せっけんで20秒以上すすぐていねいな手洗いも心掛けてほしい」という。

 ほかに多い感染症は、インフルエンザ(80定点)が66人減の90人、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(50定点)は12人減の69人。感染者全員の報告義務がある疾患では、レジオネラ症と侵襲性肺炎球菌感染症、梅毒が各1人、百日ぜきが6人だった。(松本敦)

(2019年4月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)