マウリツィオ・サッリ監督体制下のチェルシーでも重要な選手であり続けているセサル・アスピリクエタ。キャプテマークを託されることも多いが、今年8月で30歳になる。
ここでは、『sportskeeda』による「アスピリクエタの代役になりうる夢の候補者たち」を見てみよう。
エルセイド・ヒュサイ(ナポリ)
チェルシーがセリエAからの補強を好んでいるのは間違いない。サッリ、ジョルジーニョ、ゴンサロ・イグアインがその例だ。
そして、ヒュサイが次のターゲットになるかもしれない。このアルバニア代表DFは3シーズンに渡ってナポリの右SBに君臨しており、チェルシーからの関心が寄せられている。
ナポリは今季リールから獲得したDFケヴィン・マルキが台頭していることもあり、ヒュサイの現金化に前向きだろう。
彼はアスピリクエタ以上にサッリの攻撃的システムにフィットするはず。パスの正確性と高い身体能力を併せ持っており、ビルドアップもより円滑にすることができる。怪我にも強いことから、素晴らしい補強になるだろう。
アーロン・ワン=ビサカ(クリスタル・パレス)
今季のプレミアリーグで最もブレイクした若手のひとり。
21歳の若さながらハイパフォーマンスを継続しており、ロイ・ホジソンのチームで定位置を確保した。
パレスの右サイドは破れない“壁”になっている。ワン=ビサカは1試合平均で4回のタックル、2.2回のインターセプションを記録。守備面だけでなくエネルギー面においても、アスピリクエタの即座のアップグレードになりうる。
ただ、サッリのスタイルにフィットするためには、72.6%のパス成功率を改善する必要はあるだろう。とはいえ、クロス精度は70%と攻撃面での貢献が悪いわけではない。
まだまだこれから成長する余地が残されており、チェルシーにとっていい補強になることだろう。
アシュラフ・ハキミ(ドルトムント)
レアル・マドリーからのローン選手である彼はドルトムントにとって最高のヒットになった。
エンターテインメント性あふれるルシアン・ファヴレ新監督のチームにおいて不可欠な存在になっている。ディフェンダーながらゴールとアシストでも多大なる貢献を果たしてきた。
強いアタッキングマインドを持っており、サッリにとって夢のチョイスになるかもしれない。ドリブルとパスのスキルを兼ね備えるハキミならアスピリクエタよりもフィットしうる。また、バーサタイルな選手でもあり、両サイドでプレー可能だ。
レアルからは2020年までの2年間のローンで加わっているが…。