ブレーブスが正二塁手・アルビーズと2025年まで契約延長

ブレーブスは日本時間4月12日のメッツ戦の試合開始前に、オジー・アルビーズと7年3500万ドルで契約を延長したことを発表した。これによりブレーブスとアルビーズの契約は2025年まで延長され、2026年と20207年の契約はいずれも年俸700万ドルの球団オプションで、バイアウト400万ドルが設定されている。オプションがすべて行使されれば、アルビーズは2027年までブレーブスでプレイすることになり、契約総額は9年4500万ドルとなる。

メジャーでの初めてのフルシーズンとなった昨季、オールスター・ゲームに選出されたアルビーズにとって、年平均500万ドルの9年契約は「格安」と言えるだろう。ブレーブスはロナルド・アクーニャJr.と8年1億ドルの契約延長を成立させたあと、ただちにアルビーズとの契約延長に動き、2人の若きスター選手をそれぞれの30歳のシーズンまで保有できることになった。アクーニャJr.の契約と比較しても、アルビーズの契約は「格安」だが、これには「僕はお金のためにプレイしているわけではない。自分のキャリアのためにプレイしているんだ。家族に安心して暮らしてほしいから、僕は今回のオファーを受け入れたんだよ」というアルビーズの意向も反映されているようだ。

アルビーズは昨季、ブレーブスの正二塁手に定着し、158試合に出場して打率.261、24本塁打、72打点、14盗塁、OPS.757をマーク。OPS.834をマークした前半戦に対し、後半戦はOPS.624と失速したため、今季への影響が心配されたものの、今季はここまで12試合に出場して打率.327、1本塁打、2打点、2盗塁、OPS.838という好スタートを切っている。ともに1997年生まれであるアクーニャJr.とアルビーズの若き主力選手コンビは、今後長きにわたってブレーブスを支えていくことになりそうだ。

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