警察庁が4月12日に発表した、2019年3月末現在の交通事故統計月報によると、全国の65歳以上の高齢者交通事故死者は累計439人と、前年同月比では68人減となっていますが、総数(736人)の59.6％を占めています。
都道府県別では24道県で減少、15都府県で増加していて、最多は千葉県28人(－3)、大阪府26人(＋6)、埼玉県19人(－11)、いっぽう沖縄県(－3)でゼロ継続となっています。また、高知県(7人)で交通事故死者全員が高齢者となっています。
■2019年高齢者交通事故死者数(3月末現在：確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：160人(－35)〈千葉県10人〉
・ 2月：126人(－23)〈大阪府10人〉
・ 3月：153人(－10)〈千葉県・大阪府 各11人〉
・1日あたり4.88人/4.92時間に1人の割合
・年間死者数［総数比］：2018年1966人［55.7％］17年2020人［54.7％］16年2138人［54.8％］
【都道府県別】
全国 439人(－68)［総数比59.6％］
北海道 14人(－ 1)［73.7％］
青森県 8人(＋ 1)［80％］
秋田県 3人(－ 2)［60％］
岩手県 8人(－ 7)［80％］
宮城県 7人(－ 3)［53.8％］
山形県 8人(＋ 7)［61.5％］
福島県 15人(＋ 3)［75％］
茨城県 18人(－ 1)［62.1％］
栃木県 12人(－ 5)［54.5％］
群馬県 4人(± 0)［57.1％］
埼玉県 19人(－11)［57.6％］
千葉県 28人(－ 3)［62.2％］
東京都 13人(＋ 1)［44.8％］
神奈川県 17人(－ 5)［56.7％］
山梨県 3人(－ 3)［37.5％］
長野県 7人(± 0)［53.8％］
新潟県 16人(± 0)［84.2％］
富山県 5人(＋ 1)［83.3％］
石川県 4人(－ 3)［80％］
福井県 5人(－ 2)［50％］
静岡県 11人(＋ 1)［47.8％］
愛知県 17人(－13)［58.6％］
三重県 9人(－ 6)［60％］
岐阜県 12人(－ 3)［54.5％］
滋賀県 10人(＋ 4)［58.8％］
奈良県 5人(－ 1)［55.6％］
和歌山県 5人(＋ 1)［71.4％］
大阪府 26人(＋ 6)［74.3％］
京都府 6人(＋ 4)［40％］
兵庫県 13人(－ 7)［48.1％］
岡山県 9人(± 0)［47.4％］
広島県 16人(－ 4)［72.7％］
鳥取県 5人(＋ 1)［71.4％］
島根県 4人(＋ 1)［80％］
山口県 8人(＋ 2)［66.7％］
徳島県 9人(＋ 7)［75％］
香川県 5人(－ 3)［50％］
愛媛県 7人(＋ 2)［77.8％］
高知県 7人(± 0)［100％］
福岡県 7人(－16)［31.8％］
佐賀県 4人(± 0)［57.1％］
長崎県 4人(± 0)［40％］
熊本県 8人(± 0)［50％］
大分県 5人(－ 1)［71.4％］
宮崎県 8人(－ 4)［80％］
鹿児島県 5人(－ 3)［41.7％］
沖縄県 0人(－ 3)
【ワースト3】
＜総数＞
1位：28人 千葉県(－3)
2位：26人 大阪府(＋6)
3位：19人 埼玉県(－11)
＜増減数＞
1位：＋7 徳島県(9人)・山形県(8人)
2位：＋6 大阪府(26人)
3位：＋4 滋賀県(10人)・京都府(6人)
＜高齢者率＞
1位：高知県(100％)
2位：新潟県(84.2％)
3位：富山県(83.3％)
