初の女性隊員配属、栃木県警機動隊

災害救助・支援に意欲

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県警初の女性機動隊員になった(左から)小林巡査部長、五月女巡査長、増子巡査=11日午後、宇都宮市若草2丁目

 災害救助や警護など多様化するニーズに応えるため、県警は今春の人事異動で機動隊に女性3人を配属した。1962年に隊が発足して以降、女性隊員は初めてという。隊としての本格的な訓練の開始を控え、3人は11日、報道陣の取材に応じ決意を語った。

 3人は小林明菜(こばやしあきな)巡査部長(31)と五月女(そうとめ)実可(みか)巡査長(26)、増子三華(ますこみか)巡査(23)。隊によると、小林巡査部長は拳銃、五月女巡査長と増子巡査は柔道の術科特別訓練員に指定されており、体力や能力が評価されたという。

 隊は災害発生直後の現場で捜索救助活動を行うなど屈強な体力や精神力が求められる。2018年7月には、西日本豪雨で被災した広島県熊野町に派遣され行方不明者を捜索した。

 3人は12日までの約半月、新規入隊の男性5人と共に基礎体力などを付ける訓練を実施。15日から隊の本格的な訓練に加わる。

 小林巡査部長は「災害で多くの人を助けられる隊員になりたい」、五月女巡査長は「県民が安心して暮らせる栃木県にしたい」、増子巡査は「災害では一人でも多く助け、支えになりたい」とそれぞれ意気込みを語った。