大和ハウス、2千棟違法恐れ 耐火性や基礎構造で

大手住宅メーカーの大和ハウス工業は12日、30都府県の一戸建て住宅と賃貸共同住宅計約2千棟で建築基準法に違反する恐れがあると発表した。耐火性が不十分なほか柱や基礎構造に仕様の不適合があった。内部通報により社内調査し、国土交通省へ同日報告した。このうち73棟は耐火性確保の改修工事をする必要があると判断し、月内をめどに工事を完了する。土田和人代表取締役専務執行役員は大阪市内で記者会見し、陳謝した。

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