ナポリならアーセナルを倒せる! EL決勝で古巣対戦を望むジョルジーニョ

チェルシーの心臓として必要不可欠なジョルジーニョ photo/Getty Images

チェルシーに所属するイタリア代表MFジョルジーニョは、ヨーロッパリーグ決勝の舞台で、古巣ナポリとの対戦を望んでいるようだ。

11日、ヨーロッパの各地でEL・準々決勝の1stレグが行われた。ジョルジーニョを擁するチェルシーは、チェコの名門スラヴィア・プラハの本拠地へ乗り込むと、なかなかゴールネットを揺らせない苦しい展開が続く。しかし終了間際の86分、マルコス・アロンソが長い沈黙を破る値千金の決勝ゴールを決め、アウェイのチェルシーが1-0でスラヴィア・プラハを撃破。準決勝へ大きく前進した。なお、ジョルジーニョはこの一戦でアンカーとしてフル出場し、勝利に貢献している。

一方、ジョルジーニョの古巣であるナポリは、アーセナルと激突。準々決勝屈指の好カードとなったが、ナポリは敵地で苦戦を強いらると、14分、25分と立て続けにゴールを奪われ2失点。その後、ゴールを奪う返すことができず、2-0でアーセナルに力負け。貴重なアウェイゴールも記録することができず、2ndレグはアドバンテージのあるホームで行われるものの、ベスト4進出に黄色信号が灯っている。

1stレグを終えて、伊『sky sport』のインタビューに応じたジョルジーニョが、昨季まで4年半に渡ってプレイしたナポリへ「僕はまだ終わっていないと思う。ナポリにも全然チャンスがあるはずだ。サンパオロ(ナポリの本拠地)が、その役割を果たしてくれるんじゃないかな。彼らはまだやれるはずだ」とエールを送った上で、「(決勝の舞台である)バクーで、ナポリと対戦することが夢なんだ」と明かしている。

はたして、ジョルジーニョの想いは古巣ナポリに届くのか。今季の欧州コンペティションでは、1stレグの結果をひっくり返すドラマチックな展開が多々ある。ナポリものその流れに乗りたいところだ。

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