4本塁打の一発攻勢でカブス勝利 コントレラス2発

【エンゼルス1-5カブス】@リグリー・フィールド

カブスが本拠地リグリー・フィールドにエンゼルスを迎える3連戦の初戦は、4本塁打の一発攻勢で全5得点を叩き出したカブスは5対1で勝利した。初回にアンソニー・リゾーの3号2ランとウィルソン・コントレラスの4号ソロで3点を先制したカブスは、アルバート・プーホルスの2号ソロで1点を返された直後の4回裏にデービッド・ボーティが1号ソロ。さらに、6回裏にはコントレラスがこの試合2本目となる5号ソロを放ち、リードを4点に広げた。カブス先発のコール・ハメルズは8回1失点の快投で今季2勝目。9回は2番手のブランドン・キンツラーが内野ゴロ3つで締めくくった。

カブスの正捕手、コントレラスがオープン戦から好調を維持している。オープン戦16試合で打率.342、2本塁打、10打点、OPS1.037の好成績をマークしたコントレラスは、レギュラーシーズン12試合で打率.333、5本塁打、9打点、OPS1.312と絶好調。すでに7つの四球を選び、出塁率(.463)が打率を大きく上回っているところに、打者としての成長を感じさせる。ジョー・マドン監督はコントレラスのことを「ナ・リーグで最も身体的な才能に恵まれた捕手」と評しており、この試合で見せた2本塁打を含む3安打2打点の活躍は、指揮官の言葉を裏付けるものとなった。昨季自身初のオールスター・ゲーム選出を果たしたベネズエラ出身の若き正捕手は、依然として成長を続けているようだ。

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