<河北美術展>あふれる強さと美しさ 河北賞に3作品

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日本画・源さんの「あいまいな時間」
洋画・高田さんの「古い工場」
彫刻・竹本さんの「藍色の肖像」

 第82回河北美術展(河北新報社、河北文化事業団主催、特別協賛日本航空)は、11、12両日の審査で、各部門の入賞、入選作品が決まった。最高賞となる河北賞3点を紹介する。

 日本画で受賞した山形市の源由華さん(23)の「あいまいな時間」は、白を基調とした画面の中に、女性や動物などを配し、見る者の想像力をかき立てる。

 洋画で選ばれた二戸市の高田啓介さん(66)の「古い工場」は、雪が積もった北国の工場を描いた風景画。大胆で力感あふれる筆致が東北らしさを主張する。

 彫刻での受賞は新潟県上越市の竹本悠大郎さん(24)の「藍色の肖像」。若い女性のりんとした美しさと強さを、乾漆技法を用いて表現した。