ICTで次世代園芸 温室の環境を自動制御 群馬県立農林大学校

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◎技術普及、担い手確保図る

 高度な技術力を備えた次世代農業の担い手を育成するため、群馬県は県立農林大学校(高崎市)内に情報通信技術(ICT)を活用した次世代型園芸施設「ぐんまイノベーションファーム」を整備し、月内にも本格稼働させる。中核となるのは温度や湿度、日照などを自動制御できる最新鋭の温室2棟で、イチゴとキュウリを試験栽培する。最先端技術の実証や県内生産者への普及も見据え、本県の次世代農業の一大拠点としたい考えだ。

 同校によると、2棟の温室は3月に完成し、いずれも鉄骨ハウスで延べ床面積624平方メートル。本県の特産で、県が重点品目に指定するイチゴとキュウリを栽培する。2棟とも4メートル以上の天井高があり、空間を有効活用する高収量な次世代型農業を実践できる。同様の温室を県内教育機関に導入するのは初めてで、全国的にも珍しいという。