サバシア5回無失点 現役最終年のシーズンがスタート

【ホワイトソックス0-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは今季限りでの現役引退を表明している38歳のベテラン左腕、CCサバシアが故障者リストから戦列復帰を果たして今季初先発。5回62球を投げてホワイトソックス打線をわずか1安打に封じる好投を見せ、チームの完封勝利に貢献した。サバシアのあとを継いだ2番手のドミンゴ・ヘルマンが2イニング、3番手のザック・ブリットンと4番手のアロルディス・チャップマンが各1イニングを無失点に抑え、ヤンキースは4投手による1安打完封リレーを完成。2番手のヘルマンが今季3勝目をマークした。

好投したサバシアを援護できず、白星をプレゼントすることができなかったヤンキース打線だが、ホワイトソックス先発のイバン・ノバから7回裏先頭のグレイバー・トーレスがヒットを放って出塁し、その後、ホワイトソックスのリリーフ陣を攻めて無死満塁の大チャンス。ここでルーク・ボイトがセンターへのタイムリー、カイル・ヒガシオカがライトへの犠牲フライを放ち、タイラー・ウェイドがスクイズを決めて3点を先制した。続く8回裏には、先頭のアーロン・ジャッジがホワイトソックス3番手のライアン・バーから4号ソロ。ホワイトソックスは走者をわずか2人しか出せず、7回途中1失点の力投を見せたノバを見殺しにしてしまった。

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